調理師免許と聞いて、どのような免許だと思いましたか?
持っていれば、なんとなくカッコいいイメージがありますが、どのような場面で使うのか、いまいち分からない人も多い事でしょう。
今回は、そんな調理師免許の役割や、持つメリットをご紹介していきます。
飲食店開業に必要はない?
飲食店の開業に必要だと思われがちですが、開業にあたっては全く必要ありません。
むしろ、絶対に必要な資格は「食品衛生責任者」と「防火管理者」です。
いずれも、数日で取れる資格なのでハードルはめちゃくちゃ低いです。
もっというと防災管理者は30名以上収容できる施設に限った話なので、小さいお店であれば必要ありません。
持っていると何ができるのか?
調理師免許を持っている人にある唯一の特権は「調理師」である事を名乗れる事です。
逆に持っていない人が調理師と名乗れば、罪に問われます。
それだけと言えば、それだけなのですが、これは就職において強い武器になります。
例えばホテルや一流レストラン、学校や病院などでは採用条件に調理師免許が必要な場合もあります。
なので、自分の目指すべき場所が独立や調理師免許の必要ない就業先であれば、全く必要ないと言ってもいいです。
持っていると便利な事
先ほど飲食店の開業には食品衛生責任者の資格が必要と説明しましたが調理師免許を持つと、自然とこの資格も取得する事ができます。
また、河豚の調理免許を取得する場合も都道府県によっては、調理師免許が必須の場合もあります。
料理の道に進みたいのであれば、絶対必要ではありませんが、持っていて損をする事はないと思います。
モテる事もある
調理師免許を持っているということは料理の技術が一定以上あることが保証されます。
女性の場合ですと料理の上手な人はモテるでしょうし、男性でも料理ができるだけで人の目が変わる事もあります。
さすがに、モテたいが為に調理師免許を取るのは違うと思いますが、持っていると意外なところで役立てるかもしれません。
結論:無くても問題ない
結論としては国家資格でありながらも、この免許を持っている人だけに与えられた特別な事はなく、相当な目的がない限り取る必要がないと思います。
なので、無理をしてまで取る必要がないです。
特に金銭的に余裕がないご家庭であれば、専門学校などいく必要もありません。
独学で美味しい料理を勉強すれば、たとえ調理師免許を持っていなくても、その道で成功できます。
実際に調理師免許を持っていなくても自分でお店を開いて成功している人も大勢います。
肩書きなどに囚われずに、自分の腕を信じるのも悪くないのではと思います。