誰の家でも当たり前にある家電の一つ『冷蔵庫』。
買ってきた食材を保存するために欠かせない物ですが、最近では持たない人も増えてきています。
特に一人暮らしや、夫婦共働きで尚且つ子供がいない家庭ではミニマリストと呼ばれる「物を持たない生活」をする人が多く、冷蔵庫すらも捨ててしまう事があるようです。
私もそのうちの一人で、引越しをきっかけに冷蔵庫を持たなくなりました。
というのも、最初に一人暮らしを始めた部屋は冷蔵庫付きだったのですが、次に引越しをする事になった部屋では冷蔵庫が付いていませんでした。
その当時は敷金や礼金を払う方を優先させ、冷蔵庫すら買うお金がなかった為、仕方なく冷蔵庫を諦めていたのですが、いざやってみるとメリットも多いと感じました。
そこで、今回は3年間も冷蔵庫を持たない生活を続けてきた私が冷蔵庫を持たない生活のメリットを解説していきます。
①買いすぎの抑止になり無駄遣いがなくなる
一人暮らしをすると、どうしても買い物の時間がなく、休みの日に買いだめをする人も多いと思いますが、冷蔵庫のない生活ではそれができません。
なので、買いたいと思った時に買うしかなく、買いに行くのが面倒だと思えば我慢するしかないのです。
もちろん、近くにコンビニやスーパーがある人に限られてきますが、私の場合は幸いな事にどちらも徒歩圏内にあるため、お茶一杯ですら飲みたい時に買うスタイルが出来ています。
これにより、買いすぎて食材を腐らす事もなくなり、結果的に節約に繋がっています。
②ダイエット効果もある
①と被る部分もありますが、買いだめが出来ない=食料を家に置いておく事が出来なくなります。
人間とは弱いもので、あったら食べてしまう習性があります。
特に、夜食は危険で真夜中に冷蔵庫をついつい覗いてしまっている人も多い事でしょう。
しかし、冷蔵庫がなくなると、夜食が食べたいと思っても、近くのコンビニまで買いに行く必要があり、面倒の方が勝ってしまいます。
その結果、夜食や間食の回数が減りダイエットにもつながるのです。
③時間を有効活用できる
現在の日本では給与も上がらない為、自炊をして少しでも節約しようと考える人も多い事でしょう。
確かに、自炊をする事で大きな節約効果が期待できますが、ネックな点もあります。
それが、時間です。
自炊には少なからず時間がかかり、あなたの貴重な時間を奪う存在でもあります。
やりたい事や夢がないのであれば、別にいいですが、夢があるのであれば、自炊などせず、その夢に時間を使う方が将来の為になります。
そして、その自炊を強制的に抑える事ができるのが冷蔵庫の非保持です。
冷蔵庫を持たない事で食材の保存を放棄し、強制的にコンビニ弁当の毎日を送る事ができます。
健康的には問題があると思いますが、時間を大切にしたいのであれば、方法の一つと言えるでしょう。
④電気代がめちゃくちゃ安い
一人暮らし用の小さな冷蔵庫では省エネ等の事は一切考えられておらず、電気代はファミリー向けの冷蔵庫と同等か、それ以上という事も多々あります。
なので、月の電気代が冷蔵庫だけ1000円以上取られる事も。
実際に私の場合は平均的な一人暮らしの電気代よりも2000円近く安く抑えられています。
もともと、電気をそれほど使わない生活をしているので、安いのは当たり前ですが、冷蔵庫を持っていない事も大きな要因ではと考えています。
まとめ
すぐに思いつくだけでも、冷蔵庫を持たないメリットは、これだけあります。
さすがにファミリーで冷蔵庫を無くす事は不可能ですが、一人暮らしの人はこの機会に、冷蔵庫を捨ててみてはいかがでしょうか。