JR東日本の「東海道線、横須賀・総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線」には普通列車にグリーン車が連結されています。
一般の車両とは異なり、座席にゆとりがあり、快適に移動をしたい通勤客・観光客に人気を集めています。
もちろん、普通列車ですので特急券は必要ありませんが、グリーン券は購入する必要があります。
距離や曜日によっても金額が異なりますが、最大で980円必要です。(事前購入時)
その980円を支払ってでもグリーン車に乗車するメリットはあるのでしょうか。
今回は、在来線グリーン車に乗るメリットを解説していきたいと思います。
①快適空間で食事やPC作業もOK
朝の通勤時間帯ですと、電車の中で食事やPC作業はマナー違反ですが、グリーン車に限っては、マナー違反になりません。
JR東日本も、それを推奨しているので、気兼ねなく食事・PC作業が出来ます。
ただし、あまりにも臭いがきつい食事は、マナー違反になるので止めておきましょう。
②ラッシュ時でも座って移動が出来る
首都圏の通勤は基本的に座ることが出来ないほど、混雑していますが、グリーン車は座れる事もあります。
ただ、座席指定ではないので、すべての座席が埋まっている可能性も否定できません。
実際に朝のラッシュ時はグリーン車でも立っている人がおり、空いたら座ると言う人も大勢います。
通勤距離にもよりますが、ずっと立っていなければならないという事は、稀なようですので、座りたいときはグリーン車をお勧めします。
③車内販売が利用できる
グリーン車では一部の列車・区間・時間を除いて、車内販売を行っています。
そこでは、軽食や飲み物を買うことが出来るので、駅で買う時間がない時でも問題ありません。
ただ、混雑時などは実施しない場合もありますのでご注意ください。
こんな時に利用をオススメ!
- 食事やPC作業をゆっくりと行いたい時
- 座って寝たい時
- 静かな環境で読書等を楽しみたい時
- 旅行など贅沢に移動をしたい時
- 1時間以上の移動時
私も一度だけ通勤時に利用をしましたが、とにかく快適でした。
特に月曜日は、皆さんも休み明けで会社に行きたくないと思いますので、少し違った雰囲気を演出するために利用をお勧めします。
また、旅行の時は特急を利用しがちですが、グリーン車が連結されている路線では、それなりに速い列車ばかりですので、あえて普通列車グリーン席で移動をするのもありかもしれません。
実際に土曜日・日曜日は家族連れでの利用も目立ちます。
グリーン料金はいくら?
在来線グリーン車の魅力をお伝えして来ましたが、最後に料金のご案内です。
駅(ホーム等)と車内では料金が異なりますので、時間に余裕がない時以外は、駅で買うようにしましょう。
ちなみに、料金が違う理由は明らかにされていませんが、車内での販売は車掌さんの手間がかかるので、出来るだけ駅で購入してもらうように、値段差を設けていると言われています。