日本最速の在来線「新快速」はどれほど速いのか比べてみた

特急を除く在来線を走る電車で一番速度の速い「新快速」。

西は兵庫県の「播州赤穂駅」から東は福井県の「敦賀駅」までの275.5kmを結ぶ、国内でもトップクラスの距離を結ぶ電車として、京阪神のユーザーから慕われています。

新快速の特徴は、とにかく「速い」ことで、最高速度は時速130kmと特急を除く在来線で最速となっています。

そこで、今回は他の「速い」と呼ばれている電車と比べて、どのくらい差があるのか、実際に比べてみました。

※所要時間はいずれも、休日ダイヤの日中を参照しています。

 

東海道線 「熱海駅~東京駅」

まずは、関東でも速いと言われている東海道線と比べてみました。

熱海駅~東京駅104.6km(16駅)を快速アクティーで約1時間35分かけて走っています。

そして、それとほぼ同じ距離を走るのが、姫路駅~高槻駅の109.1km(10駅)です。

こちらの所要時間は約1時間18分で、距離が長いにも関わらず17分も早い事が分かります。

と言っても「停車駅が違うから」との声も聞こえてきそうなので、特急踊り子とも比較してみました。

踊り子156号の停車駅は2駅で1時間10分かけて走っています。

所要時間こそは短いですが、停車駅数も距離も少ない事を考えると、新快速が特急以上の速度で走っていることがお分かりいただけると思います。

 

京急線 「横浜駅~品川駅」

次は、関東屈指の速度を誇る京急と比べてみましょう。

横浜駅~品川駅22.2km(3駅)を快特で約16分かけて走っています。

そして、それとほぼ同じ距離を走るのが、三ノ宮駅~芦屋駅の22.9km(2駅)です。

こちらの所要時間は約15分で、距離がわずかに長いですが停車駅が少ないので、引き分けです。

しかし、京急の線路幅は新幹線と同じで、広く安定した走りが出来るのに対して新快速は狭く京急ほど安定の走りが出来ません。

それを考慮すると、新快速の速さが分かっていただけるのかと思います。

 

中央線 スーパーあずさ 「新宿駅~松本駅」

次は、長距離輸送になるとどうなるのか比べてみましょう。

新宿駅~松本駅225.1km(8駅)をスーパーあずさ23号で約2時間34分かけて走っています。

そして、それとほぼ同じ距離を走るのが、相生駅~米原駅の219.1km(27駅)です。

こちらの所要時間は約3時間4分で、距離が短いうえに時間まで負けてしまっているので完敗です。

流石に特急には勝てないと思ったのですが、新快速と言っても姫路駅~米原駅間以外は各駅停車です。

しかも、本当の意味で速達性に優れているのは、姫路駅~京都駅間です。

その距離は130.7km(11駅)で、時間は約1時間32分です。

それに、明石駅~京都駅間の95.3km(8駅)、約1時間8分を足すと、226km(19駅)、約2時間40分になります。

停車駅を考えると倍以上あるので、特急とほぼ同じか、それよりも速い速度を出していることが分かります。

 

博多南線 「博多駅~博多南」

次は、山陽新幹線の車両を使って運行されている博多南線と比べてみます。

博多駅~博多南駅8.5km(1駅)を約9分かけて走っています。

そして、それとほぼ同じ距離を走るのが、芦屋駅~尼崎駅の11.5km(1駅)です。

こちらの所要時間は約8分で、距離も長く、所要時間も短いので圧勝です。

いくら、新幹線の車両を使っているからと言っても、在来線扱いの博多南線では新快速に勝てないようです。

 

京成スカイライナー 「日暮里駅~空港第2ビル(成田空港)」

最後は、在来線最速の時速160kmで運転される京成スカイライナーと比べてみましょう。

日暮里駅~空港第2ビル駅61km(1駅)を京成スカイライナーで約36分かけて走っています。

そして、それとほぼ同じ距離を走るのが、芦屋駅~京都駅の62km(5駅)です。

こちらの所要時間は約44分で、距離も停車駅も多いですが、8分も差がある事から完敗です。

しかし、最高時速160kmを出す有料特急に食らいつく新快速は、本当にすごい存在です。

 

やっぱり滅茶苦茶速い

今回、様々な路線と比較してみましたが、やっぱり新快速は速かったです。

しかも、有料特急ではなく、乗車料金だけで乗れて、しかも全席がクロスシートなので快適性も抜群です。

初めて、新快速を乗った人の多くは「ジェットコースター並みに怖かった」という程です。

ぜひ、関西にお越しの際は「新快速」にご乗車してみてはいかがでしょうか。

※この記事の所要時間や列車番号は2018年8月現在の情報です。

コメントを残す