受験生は勉強時間こそが合格のカギである。
この言葉の通り、受験生にとって勉強時間は非常に重要でライバルよりも1分でも多く勉強をして、多くの知識を蓄えなければなりません。
しかし、長時間の勉強は、例え勉強が大好きな変わり者であっても苦痛に感じる部分もあるそうです。
普通に考えてみれば1日12時間も勉強をしようと思うと悪夢でしかないですよね。
では、どうやって受験生は長時間勉強を可能にしているのでしょうか。
実際に受験生がやっている長時間勉強を可能にするコツを見ていきましょう。
①30分1セットを24回繰り返す
人間の集中力はあまり長く続くものではありません。
無理に集中したとしても、残念ながら効率性が落ちてしまいせっかくの長時間勉強も無意味になってしまいます。
なので、1日12時間の勉強をするのであれば30分ずつ分割して24セット行う方が効率的です。
こうする事で、集中力も上がり記憶力も向上します。
更に言うと、24セット未満であっても12時間分の勉強効果が発揮されることもあります。
つまり、短時間の分割をする事は、勉強時間を短くする効果も期待できるのです。
ただし、休憩時間については、特に決める必要はありません。
理由は一度タイムスケジュールが崩れてしまうと、やる気を無くしてしまうからです。
とにかく、1日に24セットすることだけを目標に、どんなに集中力が続いていたとしても30分で一旦休憩するようにしてください。
②セットごとに場所を変える
勉強というと、勉強机に向かってひたすら行うイメージがありますが、それでは長時間勉強の失敗リスクが大きすぎます。
例えば、セットごとに勉強机とリビングのテーブルを交互に変えたり、塾の自習室やカフェなどを使うのもいいでしょう。
とにかく、ずっと同じ場所でやっていては心理学的に圧迫され、やる気を無くしてしまいます。
面倒かもしれませんが、長時間勉強を達成したいのであれば、セットごとに場所を変えてください。
③いきなり12時間やろうとしない
正直な話、長時間勉強はいきなり出来るようになる事はありません。
まずは、5時間ぐらいからスタートして、徐々に伸ばしていくのが理想です。
もし、いきなりやろうとすると、3日坊主で終わってしまう可能性が極めて高くなります。
それでは、何の意味もありませんので、無理をせずまずは、30分セットの勉強法に慣れてください。
④一人で勉強しない
意外と、この一人で勉強しないというのが長時間勉強を続ける最大のコツです。
もちろん、長時間の勉強となると、一人で勉強をしなければならない事もあるでしょうが出来る限り誰かのいる場所で行うのが理想です。
と言っても、受験生同士で勉強をするのはあまりオススメしません。
出来れば、家族のいる空間やカフェ・図書館など受験生以外がいる空間の方が望ましいです。
理由は心理的なもので、人間は誰かに見られていると最高のパフォーマンスを見せたいものです。
「頑張っている自分を見てくれ」「勉強を続ける自分ってかっこいいだろ」このような人間心理をうまく利用すれば、長時間の勉強も苦痛が有りません。
しかし、受験生同士となると、大きなプレッシャーや挫折を感じてしまい、やる気を無くしてしまう恐れがあります。
ですので、一人で頑張るのではなく、誰かが監視している空間で行うのが理想的です。