給料って給料日の何時に振り込まれるの?

サラリーマンにとっては1ヵ月に1回の待ちに待った給料日ですが、給料がいつ振り込まれているかご存知ですか?

計画的に生活している人ならともかく、毎月のように金欠で悩んでいる人は、振り込まれる時間を把握しておかないと死活問題になります。

そこで、今回は給料の振り込まれるタイミングをパターン別で解説していきます。

法律上のルールとは?

労働基準法によりますと、給料は給料日の午前10時までに引き出せるようにしなければならない事になっています。

つまり、少なくとも給料日の午前10時には入金されている事になります。

これなら、給料日の昼食はお金が無くても何とかなりそうですね。

ただし、あくまでもこれは労働基準法を守っていればの話です。

大企業では当たり前のように守られていますが、人数の少ない中小企業では守られていない場合もあります。

事前予約をしていれば給料日の午前0時に入金

大企業や中堅企業、従業員の多い中小企業は、給料日の1週間ほど前に全社員の支給情報を銀行に提出しています。

このように、事前に提出している場合は、一部の銀行を除き給料日当日の午前0時に振り込まれます。

午前0時では窓口はやっていませんが、ATMを利用して引き出す事も出来ます。

給料日前日に飲み会に行き、午前0時を過ぎたらコンビニATMでお金を引き出して支払いしている人をたまに見ます。

余程のトラブルが無い限り午前0時に入らないと言う事はありませんので安心できます。

ただし、一部の銀行では午前0時入金に対応していない場合もありますのでご注意ください。

その場合は、窓口がオープンしてから順次処理されていく事になります。

事前予約を利用していない場合

従業員数の少ない企業では事前予約をせずに、社長や経理が窓口で直接入金をしている場合もあります。

この場合は、社長や経理が銀行に行くタイミングに依存します。

多くの場合は前日に行くので、給料日の1日前には支給されていると言う事があります。

ただ、当日に窓口に行く場合は、混雑具合にもよりますが午前10時を超える事もあります。

法律を知っている経営者ならいいのですが、知らないで平気で超えてしまっている企業があるのも確かです。

あまりにも遅い場合は、社長に直接交渉したり、労基署に相談をしましょう。

給与振り込みの特典を受けられるのは事前予約のみ

銀行によっては、給与振り込みがあるとATM手数料が無料になる特典が用意されている場合があります。

しかし、この特典を受けられる条件は会社が給与として振り込んだ場合のみです。

つまり、事前予約をして午前0時に振り込まれる仕組みを整えていないとこの特典は利用できません。

何故なのかと言うと、窓口で振り込みの手続きをする場合は、普通の振り込みと判断されるからです。

もちろん、会社の経理上は給与の振り込みなので問題は無いのですが、銀行からしてみると、ただの振り込みになります。

特典が受けられると思ってコンビニATMを使ったら手数料を取られたと言う事もありますのでご注意ください。

給料日が土日祝の場合は?

給料日が土日祝になった場合、基本的には前営業日に支給されます。

例えば、25日が給料日で土曜日の場合は、24日金曜日の午前0時に振り込まれます。

もちろん、窓口で手続きしている企業も同じで、24日中には振り込まれます。

ただし、一部の企業では翌営業日に支払う場合もあるようです。

しかし、これは明らかな違法行為ですので労基署への相談をお勧めします。

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