JR難波駅はどうしてあんなに離れているのか?

大阪ミナミの中心地、難波駅には、大阪メトロ、近鉄(阪神)、南海、JRと、4つの会社が乗り入れています。

大阪メトロと近鉄、南海の難波駅は、どの駅からも徒歩5分圏内の場所の位置しているのですが、JRだけは違います。

JR難波駅だけは、中心地から徒歩10分〜15分ほど歩く必要があり、本当に同じ難波駅なのかと思うぐらい遠い場所にあります。

難波駅を使ったことがある人なら、どうして、JR難波駅だけあんなに遠いのって思ったことがあるはずです。

それぐらい、離れた場所にあるのですが、どうしてあんなに離れているか不思議ですよね。

僕の勝手なイメージでは、大都会にあるJR駅は、比較的中心地に近い場所にあるので、難波駅だけ何か特別な事情があるのかと思ってしまいます。

ということで、今回はJR難波駅がどうしてあんなに離れているのか調べてみました。

もともとは難波駅ではなかった

JR難波駅はもともと難波駅という名前ではありませんでした。

JR難波駅の歴史を見てみると、1899年に大阪鉄道の湊町駅として開業したようです。

その1年後、関西鉄道と大阪鉄道が合併し、関西鉄道の湊町駅となります。

それから、7年後、関西鉄道が国有化され、国鉄の湊町駅に変わりました。

どうして、湊町駅というかというと、湊町という町名の場所に駅があったからというシンプルな理由です。

そして、さらに80年の年月が経ち、国鉄がJR西日本に変わりましたが、その時点でもまだ「湊町駅」でした。

JR西日本になったタイミングでも、まだJR難波駅でなかったとはビックリですよね。

JR西日本に変わってから2年後に、駅の場所を100メートルほど移動するのですが、それでもまだ、湊町駅という名前でした。

いつになったら、「JR難波駅に変わるんだよ」と思ったかもしれませんが、もうすぐですので安心してください!

移転から5年後の1994年、ついに湊町駅は、JR難波駅に改名しました。

JR各社で初めて、JRの名前を冠した駅だそうです。

ちなみに今でもJRの名前を冠した駅名を付けているのは、伊予鉄道の「JR松山駅前停留場を除いて、JR西日本しか使っていないようです。

なんか、他のJR各社は使ってはいけないみたいな雰囲気があるんですかね。

ということで、JR難波駅が他の鉄道会社の難波駅よりも離れた場所にある理由は、もともと別の駅名だったというのが理由です。

どうして難波駅に改名されたのか

は、どうして、湊町駅は「JR難波駅」に改名されたのでしょうか?

近いとは言え、かなり遠いので、湊町駅のまま運営を続けても良かったような気もします。

でも、JR西日本がどうしても変更したかった理由があります。

それが何かというと、関西国際空港の開業です。

関西空港が開業したことにより、海外から関西への旅行者が増えるため、外国人にJR線を利用してもらうために、JR難波駅としたのです。

もし、湊町駅のままだと、外国人からは分かりにくく、難波に行くなら南海を選択することになると思います。

それを少しでも減らすため、駅名を変えて、JRの駅が難波にあるということをアピールしました。

実際に、関西空港とJR難波を結ぶ関空快速も難波始発で運転されていたので、JR西日本も相当力を入れていたのだと思います。

ただ、今は南海に負けてしまったのか、JR難波駅を始発とする関空快速は無くなってしまいました。

なにわ筋線開業でJR難波駅が便利に

2031年に開業予定の「なにわ筋線」ができれば、JR難波駅から北梅田駅、新大阪駅までつながるため、JR難波駅へのアクセスが便利になります。

現在は、新大阪駅で新幹線を降りると、御堂筋線に乗り換えて難波に向かうのが主流ですが、それがJR線をそのまま利用していけるので、乗り換えがしやすくなります。

また、その流れで、関空・和歌山方面への特急列車も現在の環状線経由からなにわ筋線経由に変わると見られるので、関空アクセスも復活します。

阪和線直通の関空快速や紀州路快速については、環状線経由のままになる予想していますが、まだまだ決まっていないことなので、一部はなにわ筋線経由になるかもしれませんね。

皆さんは、なにわ筋線のダイヤをどう予想していますか?

もし、良かったらコメント欄で教えてください。

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