Jリーグが開幕してから約1ヶ月か経ちました。
今日(3月25日)はJ1の試合もなく、アクセスが少ない分、快適に試合を楽しめるのかなと思ってDAZNにアクセスしてみました。
しかし、実際に見てみると、5分に1回、一瞬止まるケースも含めると1分に1回は止まっています。
J1の試合がない分、アクセス数は相当下がっていると予想される今日で、このありさまでは完全に改善されるまで、どれほどの時間がかかるのか本当に不安になります。
本当に10年で2100億円の契約は正解だったのか?
DAZNを運営するパフォームは、Jリーグの有料放送放映権を10年間2100億円で契約しましたが、採算が取れるのでしょうか。
単純に日本のDAZN会員数を月間平均100万人と仮定します。
そうすると、100万人×1200円(ドコモの特別料金ユーザーや決済代行などの手数料を除いて1ユーザー当たりの平均値段を仮定)で12億円になります。
これが、12か月で144億円の売り上げになります。
これが10年続いたとしても1440億で契約金の2100億円には到底届きません。
もちろん、他の放映権料も発生しているので、日本では完全に赤字という計算になります。
無料期間では、メディアの効果もあり会員数を集めましたが有料に移行した(移行予定)ユーザーはかなり減ると考えられます。
そうなると、私の計算以上に赤字幅は広がるのではと考えられます。
(あくまでもユーザー数を仮定したもので、実際とは異なります。)
止まらない動画を流すためには
DAZNが今抱える大きな問題は映像が止まってしまうと言う事です。
もちろん、各家庭のネット回線スピードにもよりますが、Twitterでは、毎週末のように不満が投稿されている事からもDAZNに原因がある事は明確です。
スポーツ中継ですので、ある程度の画質は必要ですが、どうしても止まってしまうのであれば、画質を落とすしか方法はありません。
今でも、決して誉められる画質ではありませんが、まだ落とす余地はあります。
特にタブレットやスマホで視聴するユーザーからしてみれば、もっと大幅に落としても問題はありません。
サーバーの強化に時間がかかるのであれば、強制的に画質を落として調整する方がユーザーの不満も少なくなるはずです。
どうすれば、Jリーグにおいて黒字を目指せるのか?
止まらない動画を流せば、もしかするとユーザーが増えるかもしれませんが、それも微々たるもので、黒字化は難しい事が予想されます。
そうなると、どうやって黒字化を目指すかが課題となります。
私であればスカパーやスポーツナビ(ソフトバンク)にサブライセンスを売る事を検討します。
確かに、サブライセンスを売ることでDAZNの会員を減らすことになります。
しかし、赤字を回避または減少させる事が出来るのであれば、すぐにでも実施すべきです。
スポーツファンは今後も減少
ある企業の調査では日本において、スポーツファン・スポーツ収入ともにこの数年間、減少傾向が続いているそうです。
おそらく、この調子でいくと一時的な増加は見込めても、年々目減りする事は確かです。
これを変えてくれる存在が、DAZNかと思ったのですが、現時点ではそうでもなさそうです。
個人的には、サッカーは好きですがお金を払ってまでJリーグを見たいわけではありませんので、無料契約が切れる段階で解約をする予定です。
せめて、ドコモと同じ1000円を切るほどのキャンペーンが出てくれば有料会員になる事も検討出来るのかなと思います。
DAZNの事を悪く言っていますが、Jリーグ開幕当初よりは明らかに改善はされています。
今後も更なる改善も行われる事かと思いますので、Jリーグファンの皆様は、Jリーグを応援するつもりで、DAZNを契約してみてはいかがでしょうか。
DAZN最近見ていないけど、まだ止まるんですか?
本当週末になるとアクセスが増加するんですけど。。。
週末になるとこの記事のアクセスが増えるって事は、まだ止まってるのかな
もう、スカパーにサブライセンスを売らないとJリーグの人気も危うくなるのでは・・・
DAZNの自信はどこから来るのだろうと疑問に思います。
ただ、その会員に対して別の分野で金儲けができるのであれば、問題ないのですが、そういった事業計画もなさそうなので、本気で心配です。