DAZNは2018年よりプロ野球11球団の公式戦全試合の配信を開始する事を発表しました。
読売巨人については、放映権の獲得が難しいことから2018年の配信は未定としており、おそらく無理であろうと考えられます。
しかし、11球団の配信は確実で、これによって大打撃を食らうのがスカパーです。
スカパーといえばJリーグの放映権を奪われた事で大きな利益を失いました。
今回も放映権こそは残っているもののライバルが増える事で解約率が高まる事は避けられないと考えられます。
DAZNの魅力とは
DAZNの魅力は何と言っても価格です。
見放題で月額1750円(税抜き)はスカパーでは実現不可能です。
もし、Jリーグの放映権がスカパーに残っており、プロ野球も見れるパックと合わせて買うと月額4000円以上はすると考えられます。
それが半額以下で買えるのですから利用者にとっては嬉しい限りです。
もちろん、Jリーグ、プロ野球以外にも様々なスポーツが見放題になるので、もうDAZNの一択といってもいいのではないでしょうか。
DAZNの弱点とは?
DAZNの弱点はネット通信の状況によって正常な視聴が難しい事です。
Jリーグの配信が始まった時、大規模な障害があったように同時接続数が想定を越えると、障害が発生する可能性があります。
テレビでも障害の可能性はゼロではありませんが、ネット配信よりは少ないです。
また、遅延や画質もテレビよりは怠るので、そこは弱点といっていいでしょう。
ただ、現在ではサーバー環境も改善されており、安定的な視聴ができる環境になっているので、そこまで気にする事ではないかと思います。
結論:スカパーは潰れる?
多種多様な番組を放送するスカパーですが、基本的にプラットフォームとしての要素が強いので潰れる事はないでしょう。
これを機に自社制作をやめて、完全にプラットフォームの運営者になるのも悪くない決断だと思います。
また、衛生事業も手がけており、大口の顧客もいるので、それなりの利益は出せるはずです。
結論としては、CS放送を行う唯一の会社なので潰れる事はないでしょうが、今後の展開を考えていかなければ厳しいと思います。