Appleのノートパソコン、MacBookとMacBook Proに採用されているバタフライ構造のキーボード。
ユーザーの間では賛否両論で、これがきっかけでAppleのパソコンを諦めたという人も。
私も家電量販店に触りにいって触った時は「打ちづらい」そう思ってしまいました。
デザインはカッコいい!
バタフライデザインの良いところは、凹凸が一切ない事です。
横から見れば、一発でわかるのですが、ほぼ平面で無駄な出っ張りが全くありません。
さすがは、デザイン重視の製品作りにこだわるAppleだなといった感じです。
ただ、打ちづらさは過去一番
これまで、様々なキーボードを使ってきた私ですが、打ちづらさは過去一番でした。
デスクトップのパソコンを買った時におまけでついてくる格安のキーボードの方がよっぽど使い易い。
また、タイピングの音が静かだと噂されていますが実際にやってみると、かなり響きます。
もしかすると、私の入力する強さが問題なのかもしれませんが、図書館や新幹線などで使う人にとっては注意が必要かもしれません。
1ヶ月もせずに慣れてくる
MacBook Proを買ってから1週間は使いにくいと感じていましたが、その後は徐々に慣れていき1ヶ月も経てば完全に慣れ、違和感もありません。
おそらく、どんな製品にも言える事ですが初めは使いづらいのが当たり前です。
iPhoneXからホームボタンが廃止された時も、違和感がありましたが1週間もせずに当たり前になっていきました。
それと同じように人は慣れていくので、お店で使いづらいと感じた人も実際に購入してみると慣れるはずです。
半年で入力ができなくなった
MacBook Proを買ってから半年ぐらいが経ったある日、キーボードの一部に不具合が発生するようになりました。
最初は「Nキー」の反応が鈍く、強く押さないと反応してくれませんでした。
そこで、試したのがAppleも推奨している掃除方法です。
掃除方法の詳しいやり方は公式サイトをご覧ください。
https://support.apple.com/ja-jp/HT205662
このお手入れをすると、一時的には直りました。
しかし、しばらくすると再発してしまい、ついには別のキーでも入力ができなくなったり、一回しか押していないのに2回入力された状態になったりと不具合が目立ちました。
すぐに修理に出してキーボードの交換で解決したものの、明確な原因は分からず、おそらくホコリだろうと思われます。
バタフライ構造キーボードはホコリに弱い
Appleもバタフライ構造キーボードはホコリに弱い事を認めているようで、MacBook Pro2017年モデルでは少し改良されたそうです。
ただ、私の使っているMacBook Proは2017年モデルなので、まだまだ改善すべき部分があるという事になります。
キーボードといえば基本的に取り外しが可能で、掃除することが出来るのですが、このバタフライ構造キーボードは取り外しに対応していません。
なので、一度壊れると、修理に出すしかありません。
保証期間内であれば、無料で直してくれますが、保証期間を過ぎると、スピーカーやバッテリー等と一体になった「トップケース」を丸ごと交換する必要があります。
なので、機種によって異なりますが最低でも5万円はかかります。
未然に防ぐ方法とは?
キーボードへのホコリの侵入を未然に防ぐ方法はキーボードカバーを使うしかありません。
Amazonなどでは1000円〜3000円程度で売られているので、心配な人は今すぐ購入をお勧めします。
私も修理から戻ってきて、すぐにキーボードカバーを買いました。
打ち心地に違和感があるものの、大事なパソコンを守るためにはこの方法しかないと思い我慢しています。
もちろん、高いキーボードカバーを使えば、違和感も少ないと思いますので、少し高い買い物になりますが、色々試してみるのもアリかと思います。
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