iPhone8、iPhoneXや一部のAndroid端末に搭載されている機能の一つにワイヤレス充電があります。
有線で接続することなく、パッドに置くだけで、充電が出来てしまうという画期的な機能ですが、使っている人はあまり見かけません。
理由は、充電をしながら触ることが難しく、充電速度も遅いからです。
充電しながらスマホを触る人には使いにくい
スマホ利用者の8割〜9割以上の人が充電をしながらゲームや動画を楽しんでいます。
スマホへの負荷があるので、あまり推奨されていませんが、パソコンなどを持たない人が増えている現代では仕方のないことです。
そうなると、パッドに置く必要のあるワイヤレス充電は使いづらくなってしまいます。
私も寝る前にスマホを充電するのですが、ベッドに入ってからも動画やLINEをしてしまっています。
せっかくのワイヤレス充電なので、使ってみたい気持ちはありますが、明らかに不便になるのがわかっているので、一度も使ったことがありません。
スマホ依存の抑制にはなる
充電をしながらスマホを触ることが難しいワイヤレス充電では依存症を治す為には良さそうです。
特に、私のように寝る前に触りがちな人にとっては、かなりいい抑制になるのではと思います。
もし、スマホ依存症を直したいとお考えの方や、その家族の方は有線を一切なくしてワイヤレス充電の環境を整えてはいかがでしょうか。
公共の場では普及する
駅や空港、カフェやファミレスなど公共の場ではワイヤレス充電は普及すると考えられます。
理由はメンテナンスコストがワイヤレスの方が優れているからです。
例えば空港の座席にスマホの充電器が完備されていたとします。
ワイヤレスであれば、肘掛のところに乗せるだけですが、有線であれば、肘掛から出る線に挿す必要があります。
線を使うとどうしても、引っ張る人や物理的に壊してしまう人が出てきてしまいます。
また、寿命で線が切れてしまうこともあり、メンテナンスにかかる費用は莫大です。
それが、ワイヤレスになると、断線などの心配が不要になり、埋め込み型のため、物理的に壊される心配も少なくなります。
導入コストこそは、高いですが顧客へのサービスの一環だと考えると安い投資なのではと思います。
もちろん、空港だけでなくカフェやファミレスでも同じことが言えます。
ただ、導入にあたってはそれ相当のコストがかかるので普及には時間がかかりそうです。
通常利用において利用価値はない
結論としては、通常の利用においてワイヤレス充電は利用価値がありません。
ただ、Appleとしては防水性を高める為に今後は充電の差込口を無くしたモデルが発売されるかもしれません。
イヤフォンジャックが無くなった時も大きな衝撃を受けましたが、それがきっかけでワイヤレスイヤフォンが主流になりつつあります。
そうなると、ワイヤレス充電も一般的になるのも時間の問題なのかと思ってしまいます。