iPhoneXの目玉機能でもある顔認証(Face ID)ですが、その機能には賛否両論があります。
まず、マスクを付けた状態では認証が出来ないので、マスクが大好きな日本人にとっては大きな欠点といえるでしょう。
しかし、これは発売前から情報が出ていたので仕方がないことですが、そもそも普通の状態でも精度が低いのではと問題視されることもあります。
そこで今回は、そんなiPhoneXの顔認証精度を少しでも上げる方法をまとめてみました。
①Face IDを再設定する
iPhoneXの顔認証は、日々変わる顔を学ぶプログラムが搭載されています。
なので、ごく自然な顔の変化は再設定の必要がありません。
しかし、そうは言っても、プログラムですので完璧ではありません。
特に見た目的な変化はなくても、輪郭が少し変わったり、パーツの位置が少し変わるだけで、顔認証はされなくなります。
なので、精度が落ちたと感じた時には、面倒ですが再設定をお勧めします。
~再設定の方法~
①ホーム画面が「設定」を選択
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②「Face IDとパスコード」を選択
※パスコードを要求されます。
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③「Face IDのリセット」を選択
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④「Face IDの設定」を選択
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⑤画面の指示に従って顔を登録してください。
※以上で設定が完了です。
多くの場合は再設定すれば、精度が上がります。
②画面注視が必要を解除する
Face IDでは睡眠中等、ユーザーの意図しないロック解除を防ぐために、目が画面を向いているのかを確認する機能も備わっています。
これにより、目をつぶっていたり、画面を見ていない状況だと解除できなくなるのですが、極端に目の細い人は、これが原因でFace IDそのものが使い物にならない事もあります。
ですので、もし、自分で目が細いのかもと感じた時は、この機能を無効にしてみましょう。
~画面注視無効の設定方法~
①ホーム画面が「設定」を選択
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②「Face IDとパスコード」を選択
※パスコードを要求されます。
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③「Face IDを使用するには注視が必要」をオフ(緑から灰色に変更)
※以上で設定が完了です。
ただし、セキュリティーレベルが弱くなりますので、くれぐれも取り扱いにはご注意ください。
③画面を近づけすぎている
これは、解決方法というよりは注意点です。
特に、40代以上の方に多いようですが、ロック解除の際に画面を顔に近づけすぎており、上手く認識してくれない事態が発生しているようですい。
確かに、年を取ると目が悪くなるので画面を近づけたくなる気持ちも理解が出来ますが、カメラに顔全体が映らない事には、さすがのコンピューターも判断のしようがありません。
面倒ではありますが、ロックを解除するときだけは、顔と画面の距離を少し離してお試しください。
実際にこれにより、認証率が上がった事例も存在しています。
以上、iPhoneXの顔認証の認証率を改善する3つの方法でした。
もし、iPhoneXの顔認証の精度に不満をお持ちの人は、ぜひ一度お試しください。
私も購入当初は不満がありましたが、①の方法で解決しました。