『借金』と聞くとどんなイメージがありますか?
「未来への投資」や「夢の為の資金」など明るい話を思いつく人には、この記事は関係ないかもしれませんね。
この記事では『借金』をしてしまったが、返済能力が限界を超え、家族に打ち明ける時のアドバイス記事です。
今、借金を抱えて苦しい思いをしている人は、この記事を参考に家族に打ち明けてください。
そうすれば、きっと楽になる上、解決方法が見つかるはずです。
家族全員に集合してもらう
借金を打ち明ける時は、家族全員に集合してもらいましょう。
そうする事で、現在の置かれた状況が全員に知れ渡り、今後の生活にも理解してくれやすくなります。
多くの場合、子供には黙っておこうなど、計らいが取られる事もありますが、中学生や高校生であれば打ち明けても問題ありません。
おそらく、その年になると、急な生活の変化に気が付き、探りを入れてくる可能性もあります。
だったら、最初から打ち明け、協力してもらうようお願いしましょう。
もしかすると、家族に想像以上の貯金があり、あっさり解決なんて事も十分に考えられます。
情けない、恥ずかしいという気持ちは二の次に、家計の現状を隠さず打ち明けましょう。
借用書を見せる
借金の金額についても、家族全員に共有する事をお勧めします。
そのために、借用書を予め全部用意しておきましょう。
ここで、曖昧な金額を言ってしまい、それ以上の借金があれば、家族だって更に混乱してしまいます。
それを防ぐためにも、しっかりと1円単位で把握するようにしてください。
具体的な返済計画を発表
現状を筒に隠さず報告した後は、具体的な返済計画を発表します。
自己破産や個人再生など法的な処置を取る場合もこの場面でしっかりと説明しましょう。
正直、この具体的な返済計画の作成を失敗してしまうと、更なる悲劇を生んでしまいます。
もし、自分一人で考える能力がないのであれば、弁護士など専門家にも相談しておきましょう。
ただし、友達や知人に頼るのはNGです。
どうしても、感情が入ったアドバイスになってしまい、失敗するケースがよくあります。
多少の出費は仕方ないと考え、専門家にお願いするのが一番です。
家族へ意見を聞く
弁護士としっかり相談した計画であっても、家族全員に計画内容について意見してもらいましょう。
生活費の節約など、我慢してもらう必要があるなら尚更です。
もし、計画の甘さなどを指摘されても反論してはいけません。
しっかりと、意見の一つとして持ち帰り、もう一度計画を練り直しましょう。
おそらく、家族も動揺しているので、適切な意見をくれない場合がほとんどです。
その場合は、少し時間をおいて改めて計画に対する意見を求めてください。
最後に
最後は計画の実行をするだけです。
正直、ここが一番苦しいと思います。
例えば、遊びに行くのを我慢したり、夕食のおかずが一品なくなったり、エアコンの使用を控えたりと家族にまで迷惑が掛かっていると思うと尚更です。
しかし、そんな甘い事を言ってられません。
あなたは、借金がゼロになるまで計画を貫き通す必要があります。
例えば、思った以上に節約が出来ない月があれば、その穴埋めとしてバイトをしたり、娯楽を一つ削ったりなどなど。
しかし、それを貫き通す事が出来たあなたは今後、借金をする事はないと思います。
金額が多ければ多いほど、大変だとは思いますが、自分のやるべき事をしっかり果たして、借金ゼロに向けて走り出しましょう。