いきなりですが、関西人の私は、お好み焼き定食が大好きです。
しかし、関東に出てしまった今では食べる機会も減り、街でお好み焼き屋さんに食べに行ったとしても絶対にご飯を一緒に注文することは出来ません。
なぜかというと「だって誰もお好み焼きとご飯を一緒に食べていないんだもん!!」
おそらく、これを見てくれている関西人も共感してくれるはずです。
でも、よく考えると、炭水化物と炭水化物の組み合わせは世の中にたくさんあります。
なぜ、お好み焼きだけ若干、馬鹿にされたような風習がついているのでしょうか。
ラーメンとご飯だって一緒
ラーメンとご飯を一緒に食べている人は相当多いのではないでしょうか。
なぜかというと、ラーメンだけでは絶対お腹いっぱいにならないからです。
おそらく、ラーメンの考え方としてはスープまで飲んでお腹を満たしてくれという事で作られたはずです。
しかし、豚骨ラーメンなど飲み干すことが難しいラーメンもあります。
そこで、出てくるのがご飯ものです。
お好み焼きがラーメンに変わっただけで種類としては炭水化物同士に変わりありません。
もっと言えば、「パスタとパン」、「うどんと稲荷ずし」、「焼きそばパン」だって同じです。
なんで、これがOKでお好み焼きとご飯は、恥ずかしいみたいな風潮があるのか理解できません。
お好み焼きだけでお腹一杯になるのか?
ラーメンは、それだけでお腹を満たすことが出来ないからご飯も一緒に食べているんでしょという意見があります。
しかし、お好み焼きにも同じことが言えるのではないでしょうか。
女性ならまだしも、男性なら絶対に1枚で空腹が満たされるはずありません。
何だったら、女性でもやせ我慢しているだけでお腹を空かしている方も多いはずです。
そもそも、お好み焼きを食べる習慣が少ないのか
関東に出てきて気が付いたのは、お好み焼きを食べる習慣が少ないと言う事です。
関西では、街中でお好み焼き屋さんをよく見かけたのですが、そういえば関東に来てから1回しか行った事がありません。
(もちろんですが、その時は恥ずかしいのでお好み焼きだけを食べて帰りました)
だからといって、もんじゃ焼きをいっぱい食べているかというと、そういったイメージも少ないです。
そもそも、一人暮らしなので家庭の中までは分かりませんが、関東の人はお好み焼きを食べる機会が明らかに少ないのだと思います。
お好み焼き定食をもっと広めたい
関西人としてお好み焼き定食がもっと広がってほしいと思っています。
例えば、大学前などでお好み焼き定食を出せば絶対に喜ばれるはずです。
しかも、粉ものなので材料も安いですし、具材も一般的な物で十分です。
学生の為に安く定食を出している食堂屋さんは、ぜひお好み焼き定食にもチャレンジしてほしいです。
ということで、今回はお好み焼き定食が関西以外から否定されている現状が少しでも変わればと思い、書いてみました。