貯金を始めたければ、まず10万円を貯めるところからスタートを

皆さんは将来を考えて貯金をしていますか。

年齢が高まるにつれて、平均貯金額は増えていますが中央値を見てみるとゼロということも珍しくありません。

そう、この世の中は一部の人にお金が集まり庶民の多くは毎日を生きるために必死で貯金は後回しになっているのです。

しかし、誰しもが将来の為や、もしもの時の為に貯金をしておきたいと考えているでしょう。

そこで、今回は貯金を始める第一歩を考えてみました。

 

まずは10万円を貯めてみる

貯金ゼロの人は給料日前日に銀行口座を残高を確認してみると数百円しかない事も珍しくないでしょう。

私自身も貯金をしていなかった時は、数百円しか口座に残っておらず、食べる事すらも我慢していた事がありました。

このような状態にならない為にも、まず始めるのが給料日前日に預金残高10万円以上を目指す事です。

月に2万円づつ貯金をしていくとたった5ヶ月後には目標達成出来ます。

2万円というと大金なように感じますが月の給料からすれば10分の1程度です。

贅沢と呼ばれる消費を我慢すれば、ほとんどの人が2万円程度は浮かせる事が可能です。

本気で貯金を始めたいのであれば、まずこの10万円を貯めてください。

それすらも、出来ないのであれば、本当に給料が少ないのか、消費行動に問題があるかのどちらかです。

 

本当に給料が少ない場合

「贅沢を止めれば10万円など余裕で貯まる」と言いましたが、世の中には本当に給料が少なく贅沢をしていないのに貯金できない人もいると思います。

そんな場合は、迷わず転職することをお勧めします。

病気や家庭の事情などにより、その仕事以外の選択が不可能な場合を除いては、人手不足の状況が続く現代では選び放題と言っても過言ではありません。

しかも、しっかりと見極めれば今より環境が良くて給料アップも十分に狙えます。

スキルや経験などは関係ありません。

売手市場の今だからこそ、未経験からでもチャレンジが可能です。

動くなら今が最後だと思って、どんどんチャレンジしていきましょう。

 

消費行動に問題がある場合

給料は平均か平均以上をもらっているのに貯金が出来ない場合は、消費行動に問題があると考えられます。

多くの場合は、贅沢と必要経費の判断が鈍っており、全てが必要経費だと思って生活している人もいます。

そんな人は、支出の可視化を実行しましょう。

具体的に言うと、家計簿です。

全ての支出を記録して、どれが贅沢で、どれが必要経費だったのか、月の終わりに計算することで、本来貯金できた金額が明らかになります。

もし、ご自身で付けるのが難しければ家族などにお願いするのも一つの手です。

全ての領収書を持ち帰り、家族に計算をしてもらうことで、意識的に贅沢も少なくなるはずです。

便利な家計簿アプリも存在する現代ですが、レシートを撮影しただけで、満足になりがちなので、本気で貯金をしたいのであれば手書きをお勧めします。

 

5ヶ月後以降の行動とは

5ヶ月後、10万円が貯まっているあなたは、今後も貯金を続けられる人間です。

その場合は、何の心配もいりませんので、今後も預金残高が増えていく口座を眺める事を日課としてください。

残念ながら貯まっていないあなたは、貯金が向いていない人間です。

誰にでも得意・不得意があるので貯める事の出来なかった自分を責める必要はありません。

しかし、自分は貯金が苦手な人間だと言うことは理解してください。

その上で家計簿を見直し、無駄を徹底的に排除出来るようにしましょう。

もし、自分自身で管理が難しければ家族など身近な人に全てをお願いしましょう。

そして、少しづつ自分で管理する金額を増やして貯金残高の増加を目指していけばいいのです。

全てを一から自分の力だけで達成することは難しい事です。

一段づつ階段を上るように貯金も一円づつ着実に貯めていきましょう。

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