日々の生活で節約に奮闘している主婦の皆さん。
その、節約は本当に意味がありますか?
隣町のスーパーに10円安い玉子を買いに行き、一度に使うティッシュの枚数を制限したり等々。
細かい節約も必要な時はありますが、99%意味がありません。
では、どうすればいいのか?
そう、固定費を節約すればいいのです。
細かい節約は意味を持たない
1円でも安いスーパーで買い物をしたり、消耗品の利用に制限をかけたり、小まめに電気を切ったりなど、主婦の皆さんが頑張っている節約は、頑張り損をしている可能性があります。
例えば、細かい節約によって1日当たり200円の消費を抑えられたとします。
そうすれば、年間73000円の節約になります。
確かに大きな数字ではありますが、日々の生活に直結する節約はストレスになりやすく、ストレス発散の為に、別のところで散財してしまってる可能性が高いのです。
なので、細かい節約をするぐらいであれば、固定費の見直しをお勧めします。
固定費の見直しとは?
固定費とは、読んで字のごとく、毎月決まった金額を払う出費の事です。
例えば、家賃(ローン)、光熱費、通信料、保険料、車の維持費、その他月額サービスなどがあります。
これらの出費を抑える事が出来れば、年間を通してはもちろん、生涯においても節約になります。
固定費節約の例
家賃
家賃は固定費の中でもかなり大きな金額を占めます。
今現在、家族4人で10万円の賃貸に住んでいたと仮定します。
もし、これを1万円抑える事が出来れば、年間で12万円の節約になります。
1万円を抑えるとなると難しいように感じますが、探せば意外とあるものです。
特に7万円を超えてくると、1万円の変動では、今の環境とほぼ変わらない物件も見つけやすいです。
ローン
低金利の今は住宅ローンの借り換えをする事で大幅な出費を抑える事が出来ます。
場合によっては、総額が100万円以上下がり、月々にしても1万円以上の削減に繋がる場合も十分あり得ます。
とにかく、一度金融機関に相談してみて下さい。
特にネットバンクは、本当に低金利なので、かなりお勧めです。
光熱費
電気・ガスの自由化が始まり、割安で利用できる時代になりました。
例えば、今と使用容量は変わらないのに、事業者を変えるだけで月々の合計が1000円も下がるケースもあります。
1000円下がれば、年間にして12000円ですが、今までと同じ生活でいいので、ノーリスクです。
通信料
格安SIMが続々と登場しており、これまでの大手3キャリアを使う人も減ってきました。
一人当たり2000円以上の節約になり、家族4人だとすれば合計で8000円以上の節約になります。
もちろん、回線自体は大手の回線を使っているので、通信制限が来ない限り、不安定になる事はありません。
また、電話番号に関しても、そのまま引き継げるので新たに取得する事もありません。
もちろん、LINEやゲームのデータもそのまま引き継げます。
保険料
いきなりですが今、加入している保険の補償内容を理解していますか?
多くの人は基本的な内容は理解していますが、細かい部分は理解していません。
なので、調べてみると不要な保険にも加入していたり、営業マンのトークに騙されてオプションを追加していたりが結構あります。
そのような、不要な保険を解約するだけでも大きな節約になりますが、ネット保険を利用すれば、さらに大きな節約になります。
私の知り合いでは、月々の支払いが2万円近く下がったケースも!
年間にして24万円の節約が出来れば、家族旅行の幅も広がるはずです。
車の維持費
1週間のうち何日、車を利用していますか?
もし、1日や1日未満であれば、車を手放してもいいかもしれませんね。
車の維持費は使い方によっても異なりますが年間30万円~50万円ぐらいかかります。
つまり、1週間に一度の利用であれば1日あたり5700円~9600円近く払っている事になります。
これだったら、タクシーや電車を利用する方が賢明だと思いませんか。
その他月額サービス
その他月額サービスとは、新聞代やスポーツジム、ネットサービスの会費などがあります。
まずは、一旦、その他月額サービスで思いつく限りの出費を計算しましょう。
クレジットカードの請求書や携帯料金の請求書を見ると大体わかります。
調べた結果、意外と月額サービスに加入していることに驚く人もいます。
そこから、不要なサービスは容赦なく解約しましょう。
あと、月額だけでなく、年会費と呼ばれる固定費も存在するので、出来れば過去1年の請求書を用意して計算してみください。
固定費だけで年間30万円以上も可能
ご覧の通り、固定費を節約すれば、年間で30万円~50万円ぐらいの節約になると思います。
固定費の場合は、日々の節約と違い、慣れてしまうとストレスがありません。
なので、続けやすいのはもちろん、貯金額も自然と増えていきます。
日々の節約も必要な時はありますが、固定費の見直しを先にしてからでも十分だと思います。
ぜひ、一度計算だけでも行ってみて下さい。