「いい先生に出会えない」
「いい先生に出会っていたらな・・・」
そんな事を思ったことはありませんか?
その人の学力が決まるのは、小学校高学年から中学校の間だと言われています。
つまり、その期間に落ちこぼれになれば、99%這い上がる事は不可能なのです。
もし、その期間にいい先生と出会う事が出来れば、あなたの頑張り次第では将来を大きく変える事になるでしょう。
しかし、現在の学校教育では生徒が先生を選ぶ事は出来ません。
特に小学校・中学校の公立校であれば、完全にランダムと言っても過言ではないでしょう。
そのような状況で、どうやっていい先生に出会えばいいのでしょうか。
今回は、いい先生に出会う方法を私なりに考えてみました。
中学2年生から成績不良に
中学1年生の頃は全体の真ん中あたりの順位を常にキープする普通の生徒でしたが、中学2年になった事をきっかけに最下位に近い順位まで落としてしまいました。
その後も、授業についていけなくなり、勉強と言うものが嫌いになり、高校も県内で最下位を争うような所に進学しました。
どうして、中学2年生を境目に成績不良になったのかを考えると先生に原因があったと思っています。
1年生の頃は、とにかく自由で何でも許してくれる先生で、勉強以外の掃除や委員会活動を疎かにしていても怒られる事はありませんでした。
その事もあってか、勉強の時間と、サボる時間の境界線がはっきりして、賢いとまでは言えませんが普通に勉強が出来たのだと思います。
しかし、中学2年生では担任が変わり、この先生はとにかく厳しくて細かい人でした。
掃除や委員会活動をサボっているようなら、呼び出され、正論を何時間も聞かされる日もありました。
もちろん、サボっていた私が悪いのですが、それが私のスタイルに合っていたのですから仕方ありません。
もし、違う先生であれば、高卒ではなく大学進学を目指していたかもしれませんし、もっと違う仕事に就いていた可能性もあると思います。
実は違った
中学2年生の時の先生の指導方針が合わずに、勉強が出来なくなったと本気で思っていました。
しかし、今考えると違ったのかと思います。
確かに、指導方針が合わなかったことは原因の一つですが、それよりも先生に嫌われた事が大きく関係していると思います。
と言うのも、中学1年生の時はテキトウな先生でしたが、話を聞いてくれますし、困っていれば先生の方から声をかけてくれました。
しかし、2年生になった時は、最初は話を聞いてくれていたのですが、徐々に話すらも聞いてくれなくなりました。
そう、これが成績を落とした本当の原因なのです。
相談出来る人がいなくなり、分からない事を聞くことも出来ずにいたせいで、中学2年生を境に成績が落ちていってしまったのです。
いい先生を見つけるとは、いい生徒になる事
私の経験からするに、いい先生を見つける方法は、自分がいい生徒になる事です。
と言っても、先生によって基準が大きく異なるので、難しいと思います。
だったら、いい生徒になる事を意識するのではなく、先生を好きになる事を意識してください。
恋愛でも同じことですが、自分の事を好きになってくれて不快に思う事は、ほぼありません。
先生も生徒に好かれていると思えば、きっとアナタの為に何か応援してあげようと思うはずです。
私は、それが出来ずに一方的に先生を嫌ってしまったので、先生にも嫌われたのだと思います。
もちろん、これでいい先生に絶対出会える保証はありません。
しかし、自分が努力しないで、いい先生に出会おうなどと言う考えは都合が良すぎます。
文句を言うのであれば、せめて自分が努力をしてから文句を言ってください。
先生も人間です。
自分が変われば相手も変わると言われているように、自分が変われば先生も変わってくれるはずです。
ぜひ、一生に一回の学生生活のなので、いい先生に出会ってください。