勢力図が変わる?テレビゲーム業界にあの企業が参戦

日本人にとって馴染みの深い趣味がテレビゲームです。

特に家庭用ゲーム機については日本の企業、任天堂が1983年に発売したファミリーコンピュータが当時大注目され、子供ばかりでなく大人にも爆発的なブームを巻き起こしました。

そんな親しみのあるテレビゲームに関連する、気になるニュースが2019年3月20日に入ってきます。

 

IT大手のGoogleがついに参入

大手IT企業のGoogleが、クラウドゲームサービス「STADIA」を発表しました。

Googleといえばネット広告や検索エンジンサービスを始めとする、あらゆる分野のネットサービスに手を広げる、世界的にもトップクラスの知名度と規模を誇る大企業です。

そのGoogleがゲームの世界へ本格参入を予定していることに、とても高い関心を集めています。

 

ゲームチェンジは出来るのか?

STADIAのサービスはまだ発表段階で、現時点の予定だと、2019年後半にアメリカとイギリス、ヨーロッパからサービスの提供を開始するとしています。

この発表から予想できるのが、現在のテレビゲーム業界の勢力図に変化が起こる可能性があることです。

今までのテレビゲーム業界の勢力図を見ると、任天堂とソニー、そしてマイクロソフトの3つが独占しているような状態です。

それぞれ独自のゲーム機を製造販売しており、シェアを競ってきます。

任天堂の最新テレビゲーム機はNintendo Switchです。

従来のニンテンドー3DSのようなコンパクトなゲーム機でありながら、テレビに繋げば大画面で遊べる、携帯型と据え置き型を兼ね揃えているのが特徴です。

ソニーの最新テレビゲーム機はプレイステーション4です。

テレビの大画面で遊ぶ据え置きタイプで、高精細な画像で楽しめる高性能な機器として、世界規模でトップシェアを獲得しています。

マイクロソフトはパソコンのOS、Windowsで有名なアメリカの企業で、Xbox Oneという最新テレビゲーム機を発売中です。

プレイステーション4とよく似た性能で、お互いにライバル的な存在です。

これら3つが席巻してきたテレビゲームの世界にGoogleが参入するわけですが、GoogleのSTADIAはクラウドゲームである点がポイントです。

クラウドゲームで遊ぶ場合、専用の機器がいりません。

ネットに繋げられ、ゲームを遊べる環境にあれば、誰でもプレイできるのが従来のテレビゲーム機との違いです。

専用のテレビゲーム機の場合、任天堂、ソニー、マイクロソフトの各機器を持っていないと、対応するゲームソフトを遊ぶことができませんでした。

しかし、クラウドゲームであればゲームソフト会社がそのサービスに参入さえすれば、普段使っているパソコンやスマホ、タブレットで自由に遊べる可能性が広がることになります。

もしSTADIAが成功すれば、業界を独占してきた3社の存在が弱まる恐れがあるでしょう。

実際にGoogleがSTADIAを発表した後、任天堂とソニーの株価が急落したというニュースが飛び込んできたほどです。

それほど、テレビゲーム業界に大きな衝撃を与えた発表だったと言えます。

 

クラウドゲーム自体は珍しいものではない!?

ちなみにクラウドゲーム自体は決して珍しいものではなく、ソニーを始めとするいくつかの企業が既にサービスを提供しています。

とはいえ、まだサービスは発展途上な段階で、多くの需要を獲得している状態ではありません。

専用のテレビゲーム機の勢いがいまだに有利です。

クラウドゲームの問題点は、ネット環境の安定性を確保しなければならないことです。

ユーザーごとに環境が違うため、遅延が発生したり映像が乱れたりすることで、ゲームを快適にプレイできないのが欠点になってきます。

ダウンロードやパッケージで販売されているゲームであれば、ネット回線の速度や安定性を気にしなくても、綺麗な映像と快適な操作性を実現できます。

これが専用機のメリットですが、近い将来高速回線を実現する5Gが登場する予定で、これが一般的になれば、クラウドゲームの欠点が解消される可能性も十分にあるでしょう。

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