成功する企画と失敗する企画の大きな違いってなんだと思いますか?
一般的には巨額の予算をかけて実施した企画が大成功しそうですが実は違います。
意外と低予算で実施された企画の方が大成功しているのです。
つまり、これは大企業よりも中小企業の方が成功の可能性が高いという事です。
もっというと、企業よりも個人の方が成功しやすいと言えるでしょう。
そこで、今回は予算が少なくても成功する仕組みを解説していきたいと思います。
予算がなくても成功する理由とは
どうして、予算がなくても成功するのかというとお金が無い分、頭を使うからです。
人というのは、どうしてもお金があると頭を使わずお金で解決しようとしてしまいます。
しかし、お金で解決するということは、その時点でマイナススタートの状況になるということです。
飲料水のプロモーション広告を例に考えていきましょう。
お金がある場合は、渋谷のスクランブル交差点のモニターをジャックして、交通広告も出して、ヤフーのトップページにも掲載する事が出来ます。
これらの総額が仮に5000万円だとした場合、広告費だけでー5000万円スタートになります。
つまり、1本10円の利益が出るとしても500万本を売ってプラマイゼロです。
それに比べて、頭を使い広告費ゼロで商品の知名度を拡散出来れば、その時点で5000万円のアドバンテージが生まれる事になります。
このように、低予算で行うと限りなくリスクがゼロになります。
つまり、何度でも失敗が許されるという事です。
これが、予算がなくても成功できる最大の理由です。
予算があっても成功できない
残念な事に現代では予算があっても成功させる事はできません。
その証拠に、ベンチャー企業の勢いを見れば分かることでしょう。
もし、予算で成功が決まるのであれば間違いなく、旧財閥しか勝ち目がありません。
理由はどれだけ中小企業やベンチャー企業が頑張っても、持っている資産で勝てないからです。
つまり、予算が潤沢にあっても、頭がなければ成功出来ないということです。
もっというと、予算など必要ないとも言えるでしょう。
もちろん、最低限の予算は必要ですが、多過ぎる予算は失敗を誘発させる種でしかありません。
特に個人で始める場合は、限りなくゼロから始めるのが理想と言えるでしょう。
迷った時には予算をゼロにする
多くの人は成功できない理由としてお金を理由にしがちです。
なので、失敗が続くと更なる投資資金を用意します。
しかし、成功する人は全く逆の行動をとります。
それが、予算ゼロです。
たとえ、お金が余っていたとしても、失敗が続くのなら予算をゼロにして考え直す事が案外一番の近道だったります。
例えば、求人広告で考えてみましょう。
人手不足が続く現代では求人広告を出しても応募がないという事が多々あります。
多くの企業では、応募がないなら広告費をさらに追加して掲載記事のグレードアップを試します。
しかし、それで成功する例などほぼありません。
ただ単に、お金を捨てている行為でしかないのです。
それだったら、いっそのこと広告費をゼロにして、どうすれば応募をしたいと思ってくれる企業になるのか、どうすれば現在の社員の満足度を上げられるのかを考えた方が100倍マシです。
その結果、広告費を掛けなくても自社のリクルートサイトだけで十分な人材確保に成功している企業が沢山あります。
とにかく、失敗が続く時こそ予算は減らしてください。
そうすれば、自ずと成功の道が見えてくるはずです。
頭を使っても成功出来ない時は?
予算をゼロにして、頭を使っているけど成功出来ない事もあるでしょう。
というより、そのパターンがほとんどです。
しかし、それにはしっかりとした理由が存在します。
それは、単純に頭の使い方が弱いからです。
自分では頑張っているつもりかもしれませんが、成功出来ていないと言う事はまだまだです。
本当に成功している人を見ると、もっと頑張っているはずです。
自分の物差しで頑張りを評価しているようでは、いつまで経っても成功など夢でしかありません。
もし、近くに成功している人がいるのであれば、一度どれくらい頑張っているのか聞いてみてください。
いないのであれば、成功者のドキュメンタリー番組をみてください。
ガイアの夜明けやカンブリア宮殿、プロフェッショナルの流儀など番組はいくらでも存在します。
それらを見て、成功者の本当の頑張り、頭の使い方を見て自分と比べてください。
そうすれば、自分が成功出来ない理由が分かってくるはずです。