朝食を抜くと太ると言う都市伝説は本当なのか?

朝食を抜くと太るって聞いたことありませんか?

良く言われるのが、朝食を抜くことで食べ物の吸収が良くなり、太りやすい体になってしまうと言う事です。

しかし、これは本当の情報なのでしょうか?

最新の研究では朝食を抜くことで太るどころか、むしろ痩せやすくなると言われています。

「朝食を食べろ」というの食品メーカーのマーケティング

そもそも、朝食を食べる事が一般化した理由は、食品メーカーのマーケティングだと言われています。

特にパンメーカーからすれば、朝食が無くなってしまうと、収入が減る事は確実でしょう。

単純に1食100円だとして、日本人口の5分の1が朝食を取るだけで、20億円近くの経済効果があるのですから、当たり前ですよね。

なので、朝食を食べると痩せる・脳が活性化するというのは、簡単に信じてはいけないのです。

朝食は食べるべきなのか?

さて、本題の朝食を食べるべきなのか、食べないべきなのかの結論は、正直どっちでも良いです。

と言うのも、朝食によって痩せる・脳が活性化するという研究データもありますが、どうも信ぴょう性に欠けます。

太っている人の原因の多くは朝食を抜いている事ではなく、別の要因が大きいと言う事です。

脳の活性化についても、睡眠の質であったり、食事のバランスの方が要因として大きいのではと言われています。

なので、お腹が空いていれば食べればいいですし、時間が無かったり、食欲がない場合は無理に食べる必要はありません。

中途半端に食べるのはNG

平日は食べないけど、休日は食べるという人も多いと思います。

しかし、この行動は太りやすい可能性が極めて高いと言えるでしょう。

原理としては、間食と同じです。

通常では食べない分の栄養素が取り込まれるわけですから、人間の体はそれを必要としていません。

つまり、溜め込んでしまうと言う事です。

この溜め込んでしまった物が消費されることは無く、脂肪へと変わってしまうのです。

これによって、太ってしまうのではないかと言う研究もあります。

抜いた方が痩せるというデータも!

ある実験では、朝食を食べ続けた人と、朝食を抜き続けた人を比較してみると朝食を抜き続けた人の方が痩せたと言うデータがあります。

被験者が複数人いる実験なので、それなりに信ぴょう性は高く、朝食を抜いた方が痩せに繋がるのではとも言えます。

ただ、これも別の要因で痩せている可能性もある事から絶対に痩せるとは言えません。

食べても、食べなくてもどっちでも良い

冒頭で説明したように、朝食は食べても、食べなくてもどっちでも大丈夫です。

むしろ、それより夕食の量を減らす方が圧倒的にダイエットに繋がります。

ただ、抜いてしまうとリバウンドの可能性が高くなってしまうので、あくまでも減らす程度に留めておきましょう。

ぜひ、痩せたい人は朝食の事など気にせず、夕食の量を減らしてください。

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