ペンギンと言えば寒い地域で暮らしているイメージをお持ちの人も多いと思いますが北極には存在していない事をご存知ですか?
では、どこにいるのかというと南極とガラパゴス諸島です。
どうして、南極には生存していて北極には生存していないのでしょうか。
今回はペンギンが北極に存在しない理由を解説していきます。
ペンギン=寒い所好きはNG
ペンギンは寒い所を好んで住んでいるイメージですが、実は寒いのが得意なのかというとそんな事はありません。
では、なぜ南極に生存しているのかと言うと、ペンギンの食糧であるプランクトンが多く存在するからです。
つまり、ペンギンが寒い所を好んでいるわけではなく、プランクトンが寒流を好んでおり、それに合わせてペンギンが住処を選んでいると言う事になります。
ガラパゴス諸島にも存在する理由
では、どうして暖かいガラパゴス諸島周辺にもペンギンが生存しているのでしょうか。
こちらも、寒流に答えがあります。
ガラパゴス諸島周辺には寒流が存在ます。
つまり、そこにはペンギンの食糧が沢山いると言う事です。
この事からペンギンはガラパゴス諸島にも存在するようになりました。
どうして北極にいないのか
北極にはプランクトンが存在しないと言いたいところですが、プランクトンは沢山存在しています。
では、どうして北極にはいないのでしょうか?
答えは、ホッキョクグマなどペンギンを捕食する動物がいるからです
もし、ペンギンが北極に降り立ったとしても、一瞬で全滅させられると思います。
実際に、過去にはペンギンの仲間が生存していたようですが、残念ながら全滅してしまったようです。
ただ、ホッキョクグマが原因かと言うと、それだけではなく、人間が狩りを行い過ぎて全滅したのではとも言われています。
本当であれば、残念ですが食物連鎖によってこの世は成り立っているので仕方のない部分もあるかと思います。
つまり、人間よりも強い動物が現れた場合、人間もペンギンのようになってしまうかもしれないと言う事ですね。