コロナウイルスの影響で日経平均・ダウなど世界の経済指標が軒並み暴落している中、世界の為替も不安定な状況です。
近年は、これまで投資とは無縁だった人もFXを始めるなど、証拠金取引は一般的になってきました。
その結果、短期間で大きな利益を獲得した人もいれば、大幅な損害を出してしまった人もいると思います。
今回のコロナショックでも、大暴落・急騰により大きな変化があった事でしょう。
そこで、今回はこのような暴落相場で個人投資家はどのような行動をするのが正しいのか解説していきます。
最善の行動は「なにもしない」
結論を言ってしまいますと、このような大暴落の相場では「何もしない」事が最善の行動です。
正直、普通とは違う相場では一つの出来事で大幅な変動を起こしてしまいます。
とくに、要人発言は予想も出来ないので、本当にギャンブルと言ってもいいでしょう。
余った資金で1/2のギャンブルをしたいのであれば、参加するのもアリだとおもいますが、そうでないなら参加すべきではありません。
ちなみに、私も今回の暴落以降は市場に全く参加していません。
もちろん、その期間中もずっとチェックしていますが、もし参加していたら間違いなく負けています。
大きく動くため、魅力的に感じる部分もありますが、一発退場の危険性もある事を忘れないでください。
大きな含み損を抱えている場合
既にコロナショックにより大きな含み損を抱えている場合は、タイミングにもよりますが損切を考えた方が良いと思います。
特にドル円の買いでエントリーをしている方は、更なる大暴落に備えるべきです。
もちろん、このまま終息すれば112円台まで戻す可能性はあります。
しかし、終息しなければ100円を割り込む場面も出てくるかもしれません。
最悪の場合、1ドル=80円台、70円台も過去のデーターから十分に考えられます。
投資で一番重要な事は、続けられない状況にならない事です。
もし、1ドル=80円台、70円台になっても耐えられるのであれば、持ち続けて耐えるのもアリですが、そうでないなら今すぐ損切をしてください。
一時的には大きな損害を出してしまいますが、投資を続けられるのであれば、挽回は出来ます。
それでも取引がしたい時は
暴落相場で損をする可能性が高いと分かっていながらも取引が止められないという人も多いと思います。
そんな人は、急騰・急落直後に反発期待のエントリーがオススメです。
大きく動いた直後は、反発しやすく超短期的な目線では勝ちやすい傾向にあります。
ただし、あくまでも超短期的な目線です。
暴落後の1分間は反発していても、その1分後には続落して来る可能性もあります。
なので、ずっとチャートを見ているデイトレーダーじゃないと無理だと思います。
たまたま、見ている時に暴落が来ればいいのですが、そんな運の良い事も滅多にないと思うので、仕事の合間に取引をするサラリーマンは止めておいた方が良いと思います。
週末の持ち越しをする
次にお勧めなのが週末の持ち越しです。
このような、大暴落相場では週明け後の月曜日は、大きな窓開けが発生しやすいです。
特に、土日に何か大きな動きがあれば1円以上の窓開けもあり得ます。
基本的には、暴落する可能性が高い為、売りでエントリーして持ち越しするのがいいでしょう。
ただ、これは完全にギャンブルトレードなので、大きな損害が発生する可能性もあります。
土日の間に終息宣言されたら、大幅に急騰して窓を埋めないまま、112円台に戻るかもしれません。
本当に、底なしのギャンブルなので、その点だけは注意してください。
入金している金額以上に負ける事も普通にあり得ます。
今回、ご紹介している取引方法はあくまでも個人的見解です。
投資を推奨しているわけではございませんので、実際の取引は自己責任の元、リスクをしっかり把握して行ってください。