仕事で成功を納めたいけど、なかなか上手くいかないという事も多いと思います。
それに比べて、いつも上手く回って、月日を重ねるごとに成長している人もいますよね。
これらの人の違いとはどこにあるのでしょうか。
実は、仕事で成長するために必要な事はたった一つだと言われています。
これさえできれば、どんな人でも成功を納める事ができます。
まずは「大ぼらを吹く」
仕事で成功をするためにまず、必要な事は「大ぼらを吹く」事です。
もう少し直接的な言葉で言うと、ハッタリをかまして、出来ない事でも余裕で出来るかのように振舞います。
上場企業を創業した社長の多くは「大ぼら吹き」が非常に多いと言われています。
例えば、ソフトバンクの孫正義さん・ユニクロの柳井正さんは、業界でも有名な「大ぼら吹き」で、出来ない事を出来ると発表し、自分や部下をかなり苦しめています。
しかし、その「大ぼら」があったからこそ、成功したと言っても過言ではありません。
どうして、仕事で成功するために「大ぼら」が必要なのでしょうか。
出来ない事に挑戦するから成長する
結論から言ってしまうと、「大ぼらを吹く」と、強制的に出来ない事に対して挑戦しなければなりません。
どんなに難しい事であっても、言ってしまった以上はチャレンジしなければなりません。
もっと言うと、成功しなければ信頼を失ってしまいます。
なので、非常に成功率が高く、仕事の成功に結びつくわけです。
とは言っても、出来ない事を出来ると言うには、かなり大きな勇気が必要です。
私も全くコードが書けないのに、ホームページ制作の仕事を受けてしまった事があり、めちゃくちゃ大変な思いをしました。
しかし、受けてから本を買ってきて読んだり、Google検索で調べまくっていくうちに、何となくですが知識が付き、形にする事ができました。
もし、ハッタリをかましていなければ、そもそも勉強しようと言う気にもなれず、今も全くわからなかったと思います。
このように、出来ない事を出来ると言うには大きなリスクも伴いますが、成長への近道とも言えます。
大ぼらを吹いて失敗したら?
大ぼらを吹いた時に一番やってはいけないのが失敗です。
出来ない事を出来ると言って、失敗した時の信用の失い方は、普通の失敗に比べて10倍以上のものになります。
なので、絶対に失敗だけは許されません。
だから、頑張って成功させるのですが、現実的には失敗する事もあるでしょう。
その時は、潔く諦めて謝り、新たなハッタリをかますしかありません。
もちろん、ハッタリのレベルを極限まで下げ、99%成功するようなハッタリで無ければ信用回復は難しいでしょう。
もし、2回目の大ぼらも失敗に終わってしまったときは、その相手との取引は終了と思ってください。
その環境でいくら頑張っても完全な信用回復は難しく、大成功を成し遂げても大きな評価をしてもらえなくなります。
さらに、小さな失敗ですら大きな責任を追及されます。
一度失った信頼は回復可能ですが、2度目は回復不可能な状態にまで信用が落ちる事を覚悟して「大ぼら」を吹いてください。
大ぼらを吹く時のコツ
大ぼらを吹く時に失敗しないコツというものがあります。
それは、期間を定めない事です。
なので、今月の目標など期間が定められている部分では絶対に大ぼらを吹いてはいけません。
さらに、曖昧にしておく事も重要です。
例えば、「通信事業で月売上を1億円にする」と、「会社の月売上を1億円にする」では、全く難易度が異なってきます。
後者の方が圧倒的に難易度が低く、実現への道筋も沢山あります。
しかし、聞いた人からすれば、重要なのは月売上1億円であり、何で稼ぐかの制限は興味がありません。
なので、出来るだけ曖昧にし、道筋を沢山用意する事が大ぼら吹きのコツです。
本当に「大ぼら」で成長できるのか?
大ぼらを吹く事で、仕事で成功できるのは間違いありませんが、努力も必要です。
当たり前ですが、ハッタリをかまして、その場を凌ぐだけでは、いつまでも成長できませんし、むしろ逆効果です。
「大ぼらを吹く」とは、あくまでも自分のやる気をアップさせるツールでしかありません。
最終的には自分の努力が一番大事です。
そして、いつかは、大ぼらを吹かなくても自然と努力できるようになってきます。
なので、大ぼらを吹くのは失敗が許されやすい若いうちに沢山吹いておきましょう。