実体経済と乖離して株価の上昇が続く理由

日経平均・NYダウともに凄い勢いで上昇しており、NYダウに関しては過去最高値を記録するほど株価が上がっています。

新型コロナウイルスの影響により消費が落ち込み、どの会社もそれなりに厳しいはずなのにどうしてこれほどまに株価が上がるのでしょうか。

もちろん、新型コロナウイルスにより需要を捉え売上を伸ばしている会社もあります。

そういった企業は株価が上がって当然なのですが、鉄道やテーマパーク、旅行など大打撃を受けている企業までもが上がっている不思議な現象が起きています。

今回は、実体経済と乖離して株価が上がり続ける理由を解説していきます。

将来への期待から買われている

一つ目の理由として将来への期待から買われているという事があります。

例えば、東京ディズニーリゾートを運営する「オリエンタルランド」は休業・入場者数の制限があり売上・利益ともに大幅に落としていますが、株価は上がっています。

これは、ワクチンが開発された後でのディズニー需要を期待して買われているのだと推測できます。

他にも鉄道会社。旅行会社も同じ理屈だと言えるでしょう。

株価と言うのは現在の売上・利益などとは比例せず、将来への期待から値段が付きます。

なので、売上的には世界で2桁台に入るFacebookやGoogleなどが世界でもトップクラスの時価総額となっているのです。

不景気が続く限り金融緩和されるから

不景気になると各国の中央銀行(日本では日本銀行)が政策金利を引き下げる金融緩和を行います。

これにより、企業はお金を借りやすくなりビジネスの幅が広がります。

つまり、不景気になればなるほど企業は新しいことに挑戦しやすくなるという事です。

もちろん、失敗も付き物ではありますが、一流企業が新しいことを始めた時の成功率はかなり高いのが現実です。

また、お金を借りやすくなるという事は、機関投資家などがお金を借りて投資をしやすくなります。

つまり、みんながお金が余ってくるので、将来の投資に使おうとなるのです。

単純にお金が余っているから

金融緩和は関係なく、ほとんどの人が外出自粛などでお金を使う事が減りました。

つまり、お金が余っているという事です。

ただ、眠らせておけば変化はありませんが、一部の人はこの機会に株式投資を始めた人もいます。

市場参入者が増えれば、必然的に需要が拡大し、株価は上がります。

個人のお金など微々たるものではありますが、その数が多いと相当な金額になります。

これも株価を押し上げている理由の一つだと考えられます。

以上が実体経済と乖離して株価が上がり続ける理由です。

ワクチンが完成したことで金融緩和が無くなると一気に株価は下がるでしょう。

理由は、金利が高くなる前にお金を返さなければいけないので、株を現金に換えるからです。

いずれにしても、これは完全にバブルと言えます。

バブルはいつか弾けます。

バブルが弾けた時、コロナウイルスとは比べ物にならないほどの不景気が待っているかもしれません。

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