スウォッチが約60億円の赤字へ。腕時計もオワコン

スイスの大手腕時計メーカー「スウォッチグループ」が2020年度の決算報告で約60億円の赤字になったことを発表しました。

理由は、コロナウイルスにより、ショッピングセンター・免税店での販売数が減少したことと、アップルウォッチなどスマートウォッチという競合が強くなってきたことだと言います。

しかし、私の予想ではコロナウイルスによる影響よりも、スマートウォッチによる影響の方が大きいと感じています。

今後、腕時計がどうなって行くのかを解説したいと思います。

こちらの解説は動画でも行っております。

腕時計はなくなる

結論から言いますと、腕時計は必要なくなります。

今回のスウォッチの赤字はまさに、その始まりです。

コロナウイルスにより、売り上げが減少したのは確かな事実だと思います。

実際に、スウォッチのショップは全世界でほぼ休業状態にあり、たとえ営業中であっても、お客さんはほとんどいないことでしょう。

また、出かける機会が減ったことにより、腕時計が故障するリスクも少なくなり、買い替え需要が生まれなかったということもあるでしょう。

しかし、スウォッチをはじめ、各メーカーが腕時計の売り上げを落としている本当の理由は、腕時計をするメリットが無くなってきたからだと考えています。

これまで、腕時計をする理由は大きく分けて2つでした。

1つ目が単純に時間を知るためです。

どんな時でもすぐにみる事が出来る腕に時計をつけることで、どんな状況でも時間を確認することができます。

しかし、それもスマートフォンで十分だと思いませんか?

少なくとも私はスマートフォンで十分ですし、スマートフォンの方が正確なので、腕時計を付けていた時からスマートフォンで確認していました。

2つ目はステータスやおしゃれのためです。

ロレックスしているだけで、「自分はお金を持っている」と示すことができるアイテムが腕時計です。

また、おしゃれのアクセサリーとしても腕時計は必要です。

しかし、これも所有から共有の時代となり、必要性が薄れてきます。

実際に、高級腕時計を月額で借りることのできるサブスクがあり、ロレックスを持っているからと言って、その人の財力を表すことは難しくなってきています。

そのことに、多くの人が気がつけば、ロレックスの価値は無くなってしまうでしょう。

以上のことから、腕時計は必要ないと言えます。

腕時計の代わりにスマートウォッチをつけるようになる

多くの人が腕時計の必要性を感じなくなると、次に起きることがスマートウォッチの普及です。

すでに、アップルウォッチをはじめとした、スマートウォッチが普及し始めていますが、これからは更に加速すると思います。

理由は、単純に便利だからということと、健康管理に使えるからです。

まず、1つ目の便利さは誰もが想像できるように、電話やLINEの通知がリアルタイムで分かるようになります。

これまでは、スマートフォンの画面を見ないといけませんでしたが、スマートウォッチを付けていれば、腕を持ち上げるだけで確認できます。

さらに、電話の場合は通話もできますし、LINEの場合も簡単なメッセージなら返信できます。

そして、2つ目が健康管理に使えるという点です。

アップルウォッチの場合、ユーザーの行動を記録しており、歩いた距離、走った距離、立ち上がった回数、睡眠時間などを全てデータにしています。

また、心拍数や血中酸素濃度、心電図も計測することができます。

現時点では、これらの情報を自分で確かめて、自分で健康管理するしかできませんが、将来は専属のドクターがこの情報を分析して、将来的な病気のリスクなどを管理してくれる時代になるかもしれません。

また、一人暮らしなどで倒れた場合、緊急通報を自動で行う事もできます。

これから、ますます、高齢者の一人暮らしが増えていくと予想される中で、孤独死の対策にも使えそうですね。

個人的には、高齢者ほど、スマートウォッチが必要なのではと考えています。

腕時計メーカーは潰れるのか?

さて、腕時計が必要なくなるとなると、腕時計メーカーは潰れてしまうのでしょうか。

正直、腕時計だけを作っている企業は非常に厳しいと思います。

腕時計が無くなるはずないと思う人もいるでしょうが、時代とともに無くなる物は存在します。

カセットテープだって、フロッピーディスクだって、ガラケーだって、今やほとんど見かけなくなりましたよね。

このように、時代により無くなってしまう物は絶対に存在するのです。

もちろん、1年や2年で世界から腕時計がなくなっていることは考えにくいです。

しかし、5年後、10年後には腕時計は邪魔者扱いされており、ほとんどの人の腕にはスマートウォッチが付いているという未来があっても不思議ではありません。

念の為、もう一度、言っておきますが、コロナウイルスが原因ではありません。

コロナウイルスが腕時計の終わりを早めたかもしれませんが、いずれは腕時計が不要になっていたのは確かだと思います。

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