コロナウイルスの感染拡大や、実態とはかけ離れた株価上昇が続き、まもなく世界的に株価が大暴落するのではと言われています。
とある投資家の予想では、平均で40%以上の下げを記録する可能性もあると話しています。
つまり、現在の日経平均が28000円前後ですので、16000円ほどにまで下げる可能性もあるということです。
さすがに、ここまで下がらないだろうと思う人も多いかもしれませんが、十分にあり得る数字だと考えています。
というのも、コロナウイルスが流行し始めた2020年4月ごろに日経平均は16000円台にまで下落しています。
その後、金融緩和やテック企業の業績好調などで、持ち直していますがこれは、バブルと考えていいでしょう。
つまり、このバブルが弾ける時、日経平均は16000円台まで下がり、世界の株式も同じように下落します。
いつ下がるのか?
具体的な時期については分かりませんが、そう遠くない未来というのは確かです。
個人的な予想としては、コロナウイルスが世界的に再流行を見せているので、これがもっと酷くなったタイミングで一気に下がると考えています。
少なくとも年内には大きな下落が発生し、どんなに助かったとしても20%以上の下落は覚悟しておいた方がいいかと思います。
8月に大暴落が発生する!?
8月はアノマリー的にも下落トレンドだと言われています。
理由は、機関投資家がバケーションのため参加せず、少ない参加者により、下落を誘発させる恐れが高くなるからです。
実際に数年前のお正月にはドル円で一気に3円ほど動くという事件的な相場もありました。
これと同じように、8月は一気に下落トレンドに動くということも考えられます。
ただし、8月の下落トレンドは一時的だと考えています。
これを引き金に下落トレンドになるかもしれませんが、薄商いで落ちた株価は9月にある程度、戻すと考えています。
いずれにせよ、8月の相場は難しい可能性が高いと考えるため、最低限の金額で投資を行い、大事故を発生させないようにするのが一番です。
下落トレンドの時はどうすればいいの?
今後、遅かれ早かれ、必ず長期的な下落トレンドは訪れます。
その時、個人投資家はどのような行動をすればいいのでしょうか。
私の中の答えとしては、ドルコスト平均法を使い、インデックスファンドを買うことです。
下落トレンドということは、割安で株が買えると言うことを意味しており、儲けたいのであればチャンスです。
ただ、どこまで下がるのか分からないので、ドルコスト平均法を使い、毎月同じ金額ずつインデックスファンドを買い足していくのが一番でしょう。
どのインデックスファンドを買うべき?
基本的にはアメリカのS&P500と全世界株のインデックスファンドを買っておけば問題ないでしょう。
私の場合は、S&P500と全世界株を毎月5万円ずつ、合計10万円を積み立てています。
これは、下落相場に転じたとしても積み立て続けたいと考えています。
購入金額を固定するドルコスト平均法を使うことで、安い時には大量に買えて、高い時に少ない量だけを買うという、効率のいい投資が可能になります。
信用取引やFXと異なり、追証なども無いので、どんなに負けても0円になるだけのリスクしかありません。
下落相場においては、この手法が最適なやり方だと考えています。
個別株を売るのはどう?
下落トレンドも稼げる「空売り」をしたいと思う人がいるかもしれませんが、あまりお勧めできません。
理由は、どこまで下がるかの予想が難しいからです。
予想通り、下がれば空売りにより莫大な利益が出ますが、予想と逆を行くのが投資の世界では日常です。
なので、長期的な空売りというのは青天井で伸びていく株式の世界ではお勧めできません。
やるのであれば、短期的に下がりそうな銘柄を見つけ、空売りを仕込んでいくのがベストなのかと思います。
無理に参加しないのが一番
個別株については無理に参加しないのが一番です。
なので、大人しくインデックスファンドを買いましょう。
基本的にインデックスファンドは一時的な下落は起きても、伸び続けるように設計されています。
もちろん、過去の実績からの話なので、未来も同じように通用するかは分かりませんが、高確率で伸び続けるインデックスファンドを選ぶのが無難なのかと思います。