役所に文句を言っている人は、自分が役所に勤めても文句を言うのか?

あなたは、役所に文句を言った事がありますか。

私はありませんが、ネット上では「役所は仕事が遅い」や「俺らの税金で食っているくせに偉そう」、「融通が利かない」などの声をよく見かけます。

確かに、役所に行くと待たされる事も多いですが、それは仕方のない事であり、役所で働く人が悪いのではありません。

そこで、一つ疑問に感じたことがあります。

役所に文句を言っている人は、自分が役所に勤めた時にも文句を言うのでしょうか。

 

間違いなく文句を言う

過去に一度でも役所に文句を言ったことのある人は間違いなく、役所の人間になっても文句を言っています。

と言っても、役所に対してではなく、市民に対してです。

「私たちがいなければ行政が回らない」、「私たちが市の中心なんだから指図するな」、「私たちがいなければ、お前たちは生活もできない」などなどです。

おそらく、実際の行政の現場でもこのように思っている人、発言している人が大勢いることでしょう。

 

文句を言う人はどんな場面でも文句を言う

結局、人間というのは自己中心的な生き物で、文句を言う人は自分がどの立場になっても文句を言います。

おそらく、世界一の金持ちになっても、超イケメン・美女と結婚しても、文句は耐えないでしょう。

そして、死ぬまで文句を言いつづけます。

病院のご飯やサービスにも文句を言っている事が容易に想像できます。

 

文句が悪い事ではない

今回の記事で伝えたかったのは、文句を言う人の完全否定ではありません。

実際に文句から新しいサービスが誕生したり、改善されたりする事も多々あります。

なので、世の中が前に進むためには多少の文句も必要だと私は思います。

しかし、あまりにも多すぎる文句は、逆に成長を止めてしまいます。

自分の成長を止めるのはもちろんですが、他人の成長を止めてしまうのは、他人の時間を奪っているのと同じです。

文句を言う事が趣味のようになっている人は、間違いなく成長することはありませんので、それだけは改善することをお勧めします。

 

常に相手の立場になって考える

世の中から多すぎる文句をなくす第一歩は、全員が相手の立場になって考えることです。

行政に文句を言っている人は、そもそも行政の役割を理解する必要があります。

行政とは、世の中を動かす中心であり、最後の砦でもあります。

その砦が間違いを犯しては、世の中のバランスが崩れてしまいます。

例えば、移転・移住の手続きに時間がかかるのは、万が一間違った情報を登録してしまい、世の中に同じ人が二人になったり、その人の存在が消えてしまっては大問題になるからです。

なので、時間をかけて急がず、丁寧な仕事をしています。

行政以外の民間企業も同じ事が言えます。

もちろん、悪質な場合は文句を言ってもいいですし、それよりも効果的な法的手段で解決してもいいと思います。

とにかく、文句を言うのは良いですが、その前に相手の立場を考え、文句を言うに等しいのかを考えると、穏やかな毎日が送れるはずです。

イライラが多い人やストレスが溜まっている人にこそ、相手の立場を考えて行動することをお勧めします。

そして、自分が成長をするためにも文句は、控えめに。

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