よく、「本を読むと人生が変わる」や「本を読まない奴は損している」なんて言葉を聞きますよね。
でも、あれって本当に本を読む事で人生を変えてくれるのでしょうか。
確かに、本を読んでから人生が変わったと言う人もいるので100%嘘ではないと思います。
しかし、自分にもそれが当てはまるのかと言われると正直怪しいです。
そこで、今回は1年間、本を読み続けてみました。
1年間で20冊の本を読んだ結果
私は約1年間かけて、ビジネス書や小説を中心に20冊の本を読みました。
普段は、漫画すら読まない私が月に1本以上のペースで読んでいるのですから、かなり大きな進歩だと実感しています。
しかし、本を読んで人生が変わったのかと聞かれると「変わりはない」が答えです。
全くと言って良いほど、人生に変化はありません。
読み方は悪い、選んだ本が悪いと言われると、それまでなのですが、評判の高い本を選んでいたので、そこまで的外れな本はないと思います。
ちなみに私が1年間で読んだ本がこちらです。
小説
ビジネス書
偏りが、ある部分もありますが、それなりに有名作品ばかりを読みまくりました。
小説については、1年以上前から東野圭吾さんが好きで、7冊中6冊が東野圭吾さんになってしまいました。
本を読む事で得られたものとは?
本を読む事で人生は変わりませんでしたが、得られたものはあります。
何を得られたのかと言うと、これまでの自分にはなかった「発想」や「アイデア」です。
「こんな方法があったのか」や「こっちの考え方もいいな」など、学べる部分は沢山ありました。
これは、本を読んでいなかったら間違いなく得られなかった情報です。
これを得たからと言って、何か変化があるわけではありませんが、私の知識として間違いなくプラスになっています。
今後、どこで活かせるかは分かりませんが、知らないよりは、知っていて方がいいでしょう。
本を読んで行動に移せる人は少数派
本を読む事により、知識を得る事ができましたが、それを行動に移せたかと言うと、ほとんど出来ていません。
中には、行動に移したものもありましたが、期待した結果は出ずに、すぐやめてしまった物もあります。
多くの人は、本を読んだ事で知識は得られますが、行動に移せないでいます。
その理由は様々ですが、私の場合は本に書いてあるスケールが大きすぎて、そのまま引用する事が難しいと考えてしまったからです。
その他にも、時間的に無理や、お金がないから無理なんて事もあるでしょう。
本というのは、言ってしまえば、著者の自慢を披露する場所でもあります。
つまり、自慢話の多くは運の要素も強いため、そのまま真似をしても成功するはずがありません。
なので、あくまでも知識を得るだけにとどめるべきだと私は思います。
本を読む目的とは?
それでは、本を読む目的とは何なのでしょうか。
個人的に、本を読むというのは娯楽の一種だと考えています。
文章を読む事で、非現実世界に行き、その様子を楽しむのがベストです。
これは、ビジネス書でも同じです。
学ぶ事も大切ですが、娯楽として本を読む事も大切な要素です。
その上で、参考にできる部分があれば、吸収していけばいいのです。
なので、無理に本を読む必要はありませんし、難しくて面白くない本も読む必要はありません。
私も難しすぎて、読んでてつまらない本は、読むのを止めてしまいます。
勉強だと思うと、その行動は悪いように感じますが、娯楽であれば別に問題ないですよね。
なので、娯楽として楽しめる本が見つかったときは、本に熱中してもらえればと思います。