営業が辛いなら辞めればいいだけの話では?

今年も新卒社員が入社してから2カ月半近く経過して、辞めたいと嘆く姿もよくよく見かけるようになってきました。

私の知る限りでは、営業職で結果が出ない苛立ちとプレッシャーに負けて、辞めたいとなっている人が一番多いのではと思います。

もちろん、結果が出ていたとしても一生この仕事をしていくのかと、絶望感に追いやられている方も多くいるかとも思います。

今回は、そんな新卒社員やベテランでも営業を辞めたいと考えている方に伝えたいことがあります。

 

世の中の仕事は営業だけじゃない

今、営業職で活躍している方の多くは営業職に興味がなく、文系なので仕方なく営業をしているというケースががほとんどではないでしょうか。

私もそのうちの一人で、仕方なく営業をしている時期がありました。

しかし、あるとき気付いたことがあります。

それが、世の中はホワイトカラー職だけではないということです。

当たり前のことですが、意外と気付いていない方も多く、営業や事務、総務ばかりに目が行き、ブルーカラーの存在を忘れている方もいます。

もちろん、不人気職なので「それだったら営業の方がいい」と思う方もいると思いますが、意外と楽しい部分もいっぱいあります。

特に資格を必要とする仕事は学べば、学ぶほどお給料が増え、インセンティブ以上にメリットになるのではないでしょうか。

なかなか、難しいことは十分わかっていますが、いっそのこと転職というのも一つの方法だと思います。

 

異動願を提出すれば通ることも

会社によっては異動願を随時受け付けているところもあります。

実際に私が一番最初に入社した会社は東証一部上場企業でしたが、入社から半年で異動願を随時受け付けており、希望通りになるケースが多くありました。

私は異動願を出さなかったのですが、同期たちは希望通りまたは、希望の職種にステップアップが出来る部署への異動をしています。

今考えると、辞める選択肢よりも、異動という選択肢もアリだったかなと思います。

さすがに、入社半年で上司に聞くことは難しいですが、仲のいい先輩であれば、飲みの席などで聞くことも出来るはずです。

辞める勇気がないのであれば、異動が可能かを確認してみるものいいと思います。

 

営業手法を変える

営業そのものを辞める選択肢もありますが、営業スタイルを変えるという選択肢もあります。

例えば、今までテレアポ中心だった営業を飛び込み中心に変えてもらったり、扱う商品が多いのであれば違う商品で営業してみたり、営業対象そのものを変えてみたりと方法は様々です。

もちろん、会社によってこれらの方法が指定されているケースも多くありますが、数字が取れるのであれば、特例が認めてもらえることもあります。

これに関しては、中小企業であればあるほど自由に決めることが出来、上司や社長を説得するのも簡単なはずです。

今の営業スタイルがあっていないと思うのであれば、まず上司に相談して、手法を変えることも検討してもらいましょう。

 

嫌ならば、辞めればいい

今回伝えたかったことは、嫌なことに縛られるのではなく、嫌なことは早めに引き上げた方がいいということです。

仕事とは、お金を稼ぐことで、お金を稼ぐ手段などいくらでも存在します。

営業が嫌ならば営業を辞めればいいし、今の会社が合わないのであれば転職すれば問題ありません。

とにかく、嫌なものは、嫌とはっきり主張して、次の人生を設計することで、きっと楽しい人生が待っているはずです。

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