2019年が始まり初っ端から大荒れで始まったドル円。
1月2日の朝方には、一時104円台を付け3円も一気に下げるという殺人的相場でした。
おそらく、爆益を出した人がいる一方で大損を出し、退場を余儀なくされた人も多い事でしょう。
主な要因はAppleの中国市場での売上低迷による業績の下方修正と言われていますが事実は不明です。
そこで、今回は今年のドル円予想をしていきたいと思います。
3月までには90円台に
景気はいいものの米中の貿易戦争へのリスクから円が大量に買われると予想しています。
また、景気についても実態は不明で、もしかすると今後は悪化する方向に動くかもしれません。
その事から3月までには100円を割り、90円台に突入する事も十分に考えられます。
もし、90円台までいかないとしても、それに近い相場で動くことは間違いなさそうです。
95円〜111円台を推移
あまりにも長期的な予想は難しいので3月以降は値幅を持たせた予想を行いました。
一部では80円台に突入する可能性もあると言われていますが、その可能性は極めて低いです。
また、今年は全体的に円高傾向なので111円台より上も期待は少ないでしょう。
イメージとしては値幅の大きなレンジ相場になると思われます。
ヘッジファンドによる取引が激しすぎて予想できない
近年は、ヘッジファンドによりるAI取引が盛んで、今回の暴落もAIによるものだと考えられます。
大量の売りを入れてロスカットを引き起こさせ、一気に買い戻す戦略です。
昨年から度々、同じ手法が使われているので、今後も同じことを繰り返すでしょう。
従って予想と言っても、これまでの予想のように単純な分析ではどうにもなりません。
しかし、これらの動きを予想する手段は無いに等しいです。
どうやってAIに勝つのか?
AIに負けない方法は、とにかく損切りをしっかり設定することです。
もちろん、損切りが間に合わない場合もありますが、設定していないよりはマシです。
投資において一番やってはいけないのが資金のショートです。
含み損を抱えすぎて、資金がショートしてしまうと、どうにも取り返しがつかないので、それだけは起こさないように注意しましょう。