コロナウイルスにより、どこの企業も稼げなくなってきています。
特に影響しているのが観光・イベントと交通です。
外出自粛となり、各地の観光地から人が消え、移動する人が大幅に減りました。
そのほかにも、広告や飲食などほとんどの業種で売上を落としており、倒産してしまった企業も多くあります。
しかし、こんな状況でもしっかり稼いでる企業もあります。
その一つが今回ご紹介するZOZOです。
ZOZOはファッションサイトZOZOタウンを運営する企業で、緊急事態宣言が出ている中、前年同期比19%増の売上を達成しました。
どうして、外出しないこの時期に洋服の売上が上がったのでしょうか。
通販は好調だった
ZOZOに限らず通販の需要は高い状況でした。
理由としては外出できないのでネットで買う人が増えたからです。
また、外出できない分、普段は買わない娯楽商品を買う人も増えました。
わかりやすい例で言うと、任天堂Switchがそれです。
ゲームに興味のない人までもが求めて今でも品薄状態が続いています。
そのほかにも、ボードゲームやデジタルコンテンツの売上も良かったようです。
外出しないのに服が売れた理由とは?
あくまでも推測ではありますが、服も娯楽の一部として買われたのかと思います。
ファッションとして楽しむのはもちろん、終息後にお出かけしようと思い買った人も多くいるでしょう。
実際に、私も緊急事態宣言中に服を買いました。
用途としてはこの夏に遊ぶための服です。
しかし、それも達成できませんでしたが、家で着てみたりと普段とは違う楽しみ方ができました。
おそらく、家で自撮り写真をいっぱい撮った人もいるでしょう。
これらのニーズをしっかりキャッチし、ZOZOは増収出来たのだと思います。
お金を使いたい欲もキャッチ
人というのはお金を使いたい生き物です。
特にお金があると使いたくなります。
お出かけをしない事で、普段よりも出費が減り、お金に余裕のあった人は多いはずです。
それに加えて、10万円の給付金もあり、一部を除いては、かなり余裕のある生活だったと思います!
そうなると、無性にお金を使いたくなるのが人間です。
しかし、緊急事態宣言中にお金を使える場所といえば通販ぐらいしかありません。
なので、通販全体の売上が上がったのだと考えています。
これからはどうなるのか?
コロナ時代であっても稼げることが証明されたのですが、ずっと稼げるかというとわかりません。
緊急事態宣言中は、誰もが長期化しないことを期待していました。
だからこそ、少し未来のお出かけのために洋服を買えたのかもしれません。
なので、長期化してしまった今は同じように売れているかというと微妙です。
次回7、8、9月分の決算でも同じように稼げていれば、これからも稼げるビジネスモデルなのかと思います。