MacのパソコンはWindowsと違い、ウイルス対策ソフトが必要ないという噂を聞いた事はありませんか?
私もMacを使っているのですが、その言葉を信じて今もウイルス対策ソフトをインストールせずに使っています。
しかし、本当にMacはウイルス対策ソフトが必要ないのでしょうか。
もし、私のようにこの言葉を信じして危ない状態の人がいては危険だと思い、Macのウイルス対策について詳しく調べてみました。
Macでもウイルスに感染するのか?
さて、Macはウイルスに感染しないという噂の真実ですが、結論から言うとMacもウイルスには感染します。
Windowsに比べて感染するリスクは低いものの、全く感染しないという事はなく、外部からの攻撃、詐欺などに会う可能性は十分にあります。
むしろ、Macはウイルス対策ソフトが導入されていない事が多いためか、それを狙うようなハッカーも存在します。
なので、Macだからウイルス対策は必要ないというのは全くの嘘と言えるでしょう。
どうしてウイルスに感染しづらいのか?
どうして、MacはWindowsに比べてウイルスに感染しにくいのでしょうか。
これには様々な要因があると思いますが、大きくは3つです。
一つ目は普及率です。
MacはWindowsに比べると普及率が低い状況です。
なので、ウイルスソフトを作る側からしても、Macを標的にするのは非効率なのです。
ビジネスと似た部分がありますが、どのような場面でもお金儲けには効率が求められます。
その結果、Mac向けのウイルスというのは少ないのです。
二つ目はそもそものセキュリティーの高さです。
Macの場合、ソフトをインストールするためには公式のApp Storeを使うのが一般的です。
こちらは、全てのソフトがAppleの審査対象で悪質なプログラムが含まれている場合、公開できません。
他にも、MacOSのそもそものセキュリティーレベルが高いこともウイルスに感染しづらい理由です。
三つ目は個人の利用者が多いことです。
一つ目の普及率の話とも関連してきますが、Macの大半は個人の利用です。
つまり、企業など情報が多く集まる端末にはほとんど利用されていないのです。
なので、Macを狙っても仕方がないと判断し、Macは狙われるケースが少なかったのです。
セキュリティーソフトは必要なのか?
さて、ここまで読んでいただいてセキュリテーソフトを必要だと思いますか?
答えは「絶対に必要」です。
理由は冒頭でも申し上げました通り、Macが狙われやすくなっているからです。
一昔前であれば、Macユーザーは少なく、標的としては貧弱でした。
しかし、今はMacユーザーも増えており、Macを導入する企業が増えてきました。
つまり、ハッカー側もコストをかけて、Mac用のウイルスを開発する理由が出てきたということです。
また、Macの多くにはウイルス対策ソフトが入っていません。
なので、侵入は容易でガチガチに対策されているWindowsよりも効率よく侵入できます。
今後はさらにMacのシェアが伸びると予想されることから、ウイルスの開発が進んでいくことでしょう。
こうなれば、Macユーザーは鴨同然です。
どのセキュリテーソフトが良いのか?
ウイルス対策ソフトと言うと、「高い」「動作が重い」というイメージがあると思います。
たしかに有名メーカーのソフトは「高く」「重い」です。
その、どちらも解決できるのが「ESET(イーセット)」というソフトです。
金額は3年間で6000円程度とかなり安く、大手メーカーの半額以下となっています。
動作に関しても、無駄な処理が省かれている分、かなり軽い設計となっています。
実際にわたしもWindowsパソコンで使っていますが、かなり優秀です。
もちろん、ウイルス対策に冠しても他社と同水準のレベルにありますので、心配は必要ありません。
もちろん、どのソフトにも言えることですが100%の安心というものはありませんので、そこは利用者のリテラシーでカバーするしかありません。
iPhoneはどうなのか?
iPhoneもMac同様にウイルスへの感染リスクが少ないと言われています。
理由としては、公式のアプリしかダウンロード・インストールが出来ないからです。
この件はフォートナイトを運営するエピックと裁判にもなっていますが、これのおかげで一定の安心を得られています。
もちろん、iPhoneに関しても絶対はという事はありませんが、現段階では特別何かの対策をする必要はなさそうです。