給料がいつまでたっても上がらない現代では多くの人が借金を抱えていると言われています。
金額は人によってもそれぞれですが、私の場合は合計で100万円ほどの借金がありました。
今回はその100万円をどうやって全額返済したのかをお伝えしていきたいと思います。
借金ができた理由
まず、初めに借金ができた理由ですが引越しや転職などが重なり生活費が回らなくなったからです。
決してギャンブルなどで作った借金ではありません。
引越し費用や敷金・礼金、無職の間の生活費を全て借金で賄っていました。
どうして、お金がないのに引越しをする必要があったのかというと、住んでいた家が退職した会社の借り上げ社宅だったからです。
次の仕事も決まっており、無計画に退職したわけではありませんが、お金の面においてはかなり無計画だったと反省しています。
ただ、借金といってもカードローンではなく、全てクレジットカードのショッピング枠です。
それを、返済分割させたり、ボーナス一括にするなどして、月々の支払いを最小限にしていました。
高額な金利のあるリボ払いは使っていません。
ちなみにこの時の年齢は20歳でした。
借金返済のためにやったこと① 出費の把握
毎月の支払いが3万円程度になるように分割設定をしたため、単純に毎月の給料から3万円は借金返済分として確保しなければなりません。
その当時の給料は総支給で22万円程度だったので手取りにすると19万円ほどです。
家賃が7万円、食費が4万円、光熱費が1万円、通信料が1万円、借金返済が3万円の合計16万円が必ず必要なお金になります。
3万円もの余裕があるように見えますが、実際は食費が5万円を超える事もあったり、どうしても参加しなければならない飲み会があったり、仕事以外の交通費、美容室や服など意外と出費は多くあります。
とにかく、出費を最低限に抑える事が借金返済のためには欠かせません。
特に食費に関しては予算として4万円を確保していますが、工夫次第では1万円ぐらい抑えることができます。
そんな風に出来るだけ出費を抑え平均して月に3万円程度の貯金ができていました。
借金返済のためにやったこと② 家に引きこもる
とにかく出費を抑えるためにやっていたことは家を出ないことです。
休みの日は遊びに行くとお金がかかるし、平日も仕事が終わると真っ直ぐ帰ってきていました。
家ではYouTubeをみたり、ブログを書いたりなど、それなりに楽しく過ごしていました。
ただ、あまりにも家に引きこもりすぎると交友関係が薄れてしまうので、月に一度ぐらいは遊びに行ったりなどは必要かと思います。
その時も出来るだけ、安い居酒屋などを利用して出費を抑えていました。
借金返済のためにやったこと③ ダイエットを始める
借金生活が始まった時は体重が66キロ程度あり、太りすぎているわけでもなく、痩せすぎているわけでもない体型でした。
ただ、自分としてはもっと痩せたいと思いこのタイミングでダイエットを始めました。
具体的には食事量を減らして、ランニングをするという方法で、返済した時には60キロを切るまでになっていました。
ランニングをすることで、ストレスも軽減され、食事を減らすことで食費も抑えられます。
まさに、一石二鳥とはこのことを指すのだと思いました。
一人暮らしの人以外には難しいかもしれませんが、ダイエット貯金はかなりオススメです。
借金返済までにかかった期間は約1年
ボーナス一括などを利用しているため、月によって金額は異なりますが、平均すると毎月3万円程度づつ返済していました。
単純に計算すると全額返済までに2年半以上かかります。
しかし、それを1年に出来た理由は出費を抑えられたからです。
最後は残りの残高約60万円を一括清算というこで、カード会社に連絡をして振り込みました。
苦しくなかったと言えば嘘ですが、辛かったというわけでもありません。
現在では生活も豊かになっており、貯金もそれなりに出来ています。
どんな理由で借金が出来たに関わらず、借金返済は頑張り次第で可能です。
まずは、出費を見直して、無駄を徹底的に排除しましょう。
また、キャッシングなどを利用している人であれば過払いが存在するかもしれません。
もし、過払いの可能性があるのであれば、弁護士や司法書士にご相談ください。
基本的に無料で相談に乗ってくれるところが多く、私の知り合いは100万円近くの過払いがあり戻ってきたそうです。