皆さんは日本における年間の自殺者数をご存知ですか?
警察庁が発表する公式なデータでも年間2万人を超えており世界でもトップクラスの自殺率を記録しています。
しかし、これでも減った方でついこの前までは年間3万人を超えていました。
これは、1日に換算すると80人以上が自殺している計算で異常事態だと言えるでしょう。
ただ、実際にところは自殺と処理されていないケースが3倍程度あると言われており、現在でも年間6万〜8万人近くの自殺者を出している計算になります。
どうして自殺は無くならないのか?
自殺というものは残念ながらいつの時代もあり完全になくせるものではありません。
どうして、完全になくせるものではないかというと、死ぬことも自由の一つだからです。
もし、完全な管理社会にしてしまえば自殺を根絶する事ができるかもしれませんが、それで生きている心地がしないでしょう。
そう、自殺とは生きているからこそ出来るものであり、生きる者の権利とも言えるのです。
Googleで「死にたい」と検索すると止めてくれる
世界最大の検索エンジンGoogleで「死にたい」と検索すると以下のような検索画面が表示されます。
ご覧の通り、広告を除くトップに厚生労働省が運営する「こころの健康相談統一ダイヤル」が表示されます。
おそらく、機械的に表示させているわけではなく、意図的に表示させていると考えられます。
自殺者の多くはリアルな世界で相談できる相手がおらず、ネットで「死にたい」のような検索をする事が考えられます。
そういった時に、このような電話番号がトップに表示されれば救われる人もいる事でしょう。
それが、たとえ10人に一人だとしても大きな成果だと言えます。
ちなみに「死にたい」以外にも「自殺 方法」でも表示されることを確認しています。
おそらく、他にもいくつかキーワードがあると考えられます。
他の検索エンジンはどうなのか?
Googleの検索エンジンは止めてくれましたが、他の検索エンジンはどうなのでしょうか。
Yahoo! JAPAN
日本で一番のトラフィックを誇るヤフーも止めてくれました。
Bing
マイクロソフトが運営するBingも止めてくれました。
goo
NTT系のネット加入者が多く利用するgooも止めてくれました。
excite(エキサイト)
最近、目にする機会が減ったexciteは止めてくれませんでした。
ライブドア
昔はホリエモン、今はLINEが運営するライブドアも止めてくれませんでした。
Googleを含めて日本でよく使われる6つのサービスを確認して見ましたが、4対2で止めてくれる方が多かったです。
止めてくれた=良いサービスではありませんが、利用者が多いサービスほど細かい部分もサポートしているには間違いなさそうです。