「ニートなんかで生活ができるわけがない」
「ニートは税金を納めていないから社会のゴミだ」
ニートに対して、そんな厳しい言葉もありますが本当にニートは悪いことなのでしょうか。
今回はニート生活が本当に悪いことなのか考えて見ました。
生活が出来ていればいいのではないか
私の考えではどのような方法であれ、生活できているのであればニートであっても全く問題ないと考えています。
それが例え、親の力でも、生活保護でも、援助交際でも犯罪でなければ何でも構いません。
どんな方法であれ、人には生きる権利があります。
その方法がたまたまニートであったと言うだけなので、ニートが否定される世の中が間違っていると考えています。
ニートだってなりたくてなっているわけではない
ニートの多くは自ら望んでニートになったわけではありません。
社会の荒波に揉まれ、それから逃げるようにニートになった人が大半です。
多くの人は、その荒波に立ち向かうスキルを持っていますが、全ての人にそのスキルがあるはずがありません。
もっと言うと、そのスキルを持たせる教育が出来ていない日本全体にも問題があるのかと思います。
変わらなければならない時もある
この記事はニートの皆さんを少しでも励ますために書いています。
しかし、ニートとして生活していくには限界というものも存在します。
中には一生ニートでも問題ないほどの財産を持つ人もいるでしょうが、そんな人はごく少数です。
いずれは自分の力で稼がなければならない場面も必ず出てきます。
その時のために、自分に出来ることは一つでも増やしておいてください。
例えば、プログラミングや細かい作業、語学などなど何でも構いません。
時間があるかこそ出来る事も沢山あると思います。
ぜひ、この時間を無駄にせず、将来への投資期間だと思って過ごしてください。
最後に
自分自身はニートの経験がなく、身内にもニートはいませんが、決してニートが悪いものではないと個人的に考えています。
この考えが正しいのか、間違っているのかは分かりませんが、おそらく大間違いではないはずです。
ニートだって個性です。
足が速い子、勉強ができる子、計算が得意な子がいるように、社会の波についていけない子も存在して当たり前です。
そんな子たちが一人でも多く復帰できる社会にするためには、私たちがニートを理解することからはじめないといけないと思います。
ニートを批判する人も多いと思いますが、批判をする前にニートを知ってください。
批判をするのはニートを知ってからでも遅くないと思います。
ニートに関する調査結果は厚生労働省のHPでまとめられていますので興味のある人は是非読んでみてください。